私ってカワイソウなの? 一人っ子が言われて傷ついた言葉3選
先日、高校時代の友人と久しぶりに会った際、「二人目をどうしようか考え中なんだけど……」という話を聞きました。
何でも、旦那さんが「二人目が欲しい」と言っており、旦那さんのご両親からも「早く二人目を作ったほうがいい」とプレッシャーをかけられているのだそうです。
彼女自身は専業主婦ですが、「一人だけでもこんなに大変なのに、二人もいたらどうなるのか……。 専業主婦だからって旦那は育児に一切協力してくれないし、子どもが増えて大変になるのは私だけ。だから私は二人目は欲しくないんだけど、子どもにとって一人っ子はかわいそうな気がして……」とのこと。
そこで、一人っ子である私に一人っ子としての意見を求めてきたというわけです。
でも、ここで気になったのは友人の「子どもにとって一人っ子はかわいそうな気がして 」という言葉。
「一人っ子はかわいそう」というのは私自身もよく言われた言葉ですが、子どものときにこれを言われるのがとても嫌でした。
そこで今回は、一人っ子が言われて傷ついた言葉をご紹介します。何気なく言った言葉が子どもを傷つけていることもあるので、頭の片隅に入れておいていただければいいなと思います。
●(1)「一人っ子はかわいそう」
『親戚の集まりがあると、よく母親が親戚の人たちから「一人っ子はかわいそうだから、きょうだいを作ってあげなさいよ」と言われていた。それを聞きながら、「私ってかわいそうなんだ 」とよく思っていた。さらにそれを言われた母親がいつもつらそうだったのを見て、なんだか申し訳ない気持ちになっていた。今思えば、ぜんぜん私のせいじゃないし、私自身は一人っ子で親の愛情をたっぷり注がれて育ったから幸せだと思ってる』(20代女性/大学生)
こちらは冒頭でもご紹介した言葉です。一人っ子であれば一度は直接言われたり親が言われているのを聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?
きっと、「きょうだいがいないと寂しいだろう」という意味で言っているのだと思いますが、子ども心には「私ってかわいそうな子なの!?」とショックを受けてしまうこともあります。
そのため、子どもがいる前では「かわいそう」という表現はできれば使わないでほしいところです。
また、もちろん人にもよりますが、私も含め、周りの一人っ子仲間では「大人になったときにきょうだいがいたら良かったなとは思ったけど、小学生くらいまでは一人っ子でよかったよね」