着てはいけない場所も!? 女性が知っておきたい“浴衣”に関するマナー
●座るときには……
浴衣で座るときには、裾を少しあげて座りましょう。そのまま何もせずに座ってしまうと、裾が引っ張られてしまいます。
トイレで座る際には、浴衣の裾を一枚ずつめくり、帯の上に挟んでおくと直しやすく着崩れしにくいです。
●食事中などに何かものを取るときには……
浴衣の袖口は広いため、腕を高く上げたり伸ばしたりしたときに、脇のほうまで見えてしまいます。
そうならないために、手を伸ばしたり上げたりするときには、袖口やたもとを反対の手でつまむ ようにしましょう。
食事の際にも、袖口をそのままの状態で何かを取ったり食べたりしようとすると、テーブルの上にあるものに当たって倒してしまったり、袖口を汚してしまったりすることになります。必ずつまむようにしましょう。
なお、テーブルとの距離はこぶし一つ分離れて座ると覚えておきましょう。
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マーケティングリサーチサービス『アイリサーチ』が全国の15歳〜35歳の女性500人を対象に行った『浴衣に関する調査』では、「あなたが着たい浴衣のイメージをお答えください」という質問に対し、20代では「古典柄」「紫、藤色」「モード」「シック」「蝶」「水色」「明るい色」「黒」など、幅広い回答があがっていました。
また30代では、「レトロモダン」「紺、藍色」「伝統、古風」「山吹色、からし色」「渋い色」「淡い色」「落ち着いた」「黒」などの回答がありました。
30代では落ち着いた大人の色気を演出できそうな浴衣が人気のようです。
7月に入り、これから浴衣を着る機会も増えると思います。せっかくの浴衣姿が台無しにならないよう、マナーに注意してみてくださいね。
【参考リンク】
・浴衣に関する調査 | アイリサーチ(https://www.i-research.jp/report/?p=2590)
●文/パピマミ編集部