なぜそんなに叩きたがる? 専業主婦バッシングをする人の心理3選
●(2)働かなくても生活ができる夫の収入に対する「羨ましさ」や「僻み」
『ぶっちゃけ、妻が働かなくてもいいくらいの収入を旦那さんが稼いでいるということが羨ましくて、羨ましいと思っている自分を認めたくなくて、専業主婦をけなしていました。羨ましいって言っちゃうと負け 、みたいな(笑)。だから、「いくら収入があったって、いつ会社が倒産するかもわからない時代に専業主婦でいるなんて、お気楽だよね〜」とか。恥ずかしいですね、反省してます』(30代女性/パート)
経済的に旦那さんの一馬力でも生活はできるけれど、自分自身が仕事が好きで働きたくて働いているという人や、将来のために働けるうちは働いておこうと思っている、というような人たちは、専業主婦バッシングをしないように思います。
本当は働きたくないのに夫の稼ぎが少ないせいで自分が働きに出ている、という気持ちが強い人ほど、専業主婦を羨ましいと思っている傾向が見られます。
それがだんだん「どうせ私なんてお金がないから働いてるだけだし」のような僻みに変わっていってしまうこともあります。
●(3)ただ単に専業主婦を誤解していた
『私の母親は専業主婦だったんですけど、私が学校から帰ってくるといつもリビングでソファに横になりながらテレビを見たり昼寝したりしていたんです。その印象が強かったこともあり、私の中で「専業主婦=ヒマ、いつもだらけている、怠け者 」というイメージしかなかった。
別に、母も一日中そうやっていたわけじゃないと思うんですが……たぶん(笑)。
でも、自分に子どもができて、夫と話し合って3歳までは専業主婦でいようということになり、専業主婦になったんです。そしたら、母の印象と全然違う!私の要領が悪いのかもしれないけど、1日中やることが多いし、子どもとずっと一緒で頭がおかしくなりそうだし、めっちゃ大変だったんです。自分が専業主婦になってみて初めて、専業主婦を誤解してた なって思いました』(20代女性/専業主婦)
これはわかります。私も自分の母が専業主婦で、子どものころは「うちのお母さん、いっつも寝てばかりいるなぁ」と思っていました。でも、一人暮らしを始めてから家事の大変さを知りました。友達から、子育ての大変さを教わりました。家事と育児を一人でこなさなければならないとなると、自分の時間なんてなかなかないのではないかなと思います。