命の危険も? 夏休み中に子どもだけのお留守番で注意すべきポイント
ここについては、しっかり話し合わなくてはいけません。
【まとめ】
・親のいないところで火を使わないことを徹底させる
・なぜ火を使ってはいけないか、子どもと十分に話し合う(火の危険性について)
●たまり場について
親がいないのをいいことに、留守宅が子どものたまり場になってしまうことがあります。
学校で“親が不在の家にはあがらない”という決まりごとがあっても、親のいない自由にできる空間を求めて集まってしまうことがあります。
家をたまり場にして、盗みや性的なことを目的としていたなんてことになったら、それこそ大変です。ネットを自由に扱えるようなお宅 は特に注意が必要です。
親がいないときは家の中に上げないことを十分に話し合いましょう。時々、様子を見に来る大人(親戚や隣近所、ママ友など)がいれば、たまり場になってしまうことが防げます。
【まとめ】
・“親が不在の家にはあがらない”を徹底させる
・ネットにはセキュリティをかけておく
・近所の人やママ友と連携して時折様子見をする(子どもに来ることを伝えておく)
●災害のとき
2017年4月に起きた熊本地震は夜間でしたが、日中に起こることも考えられます。
大きな地震が来たというときにどのようにやり過ごすか、地震がいったんおさまった後はどこへ避難するかなど、いざというときにすぐ行動が取れるようにします。
話し合って、ルールを決めておく ことはとても重要です。
【まとめ】
・地震時に家の中のどの部分でやり過ごすか、避難はどこへするか話し合う
・震災だけでなく、何かあったときにどうするかルールを決めておく
●おわりに
留守番は、子どもにとって一人の時間を楽しく過ごすことであり、ちょっと不安を持ちながら大人気分を味わう勉強の機会でもあります。
でも、各家庭で話し合ってルールを決めることは本当に大切です。子どもにとって、守らなければならないルールがあることを学ぶ良い機会となるでしょう。
【参考リンク】
・夏休みは危険がいっぱい!? 子供の非行・被害を防ぐために | 政府広報オンライン(http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201407/2.html)
●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)
●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
「文句があるなら降りれば?」図々しいママ友に反撃した話