仕事の辞め時はいつ? 私たちが転職を決意したタイミング4選
朝起きたとき、「今日もこれから仕事に行かなきゃいけないのか……」と考え憂鬱になる、という人はいませんか?
多くの人が一度や二度は経験したことがあるのではないでしょうか。もしかしたら、毎日そうだという人もいるかもしれませんね。
でも、嫌でもなかなか転職を決意できないという人も多いでしょう。
とはいえ、あまりに嫌だ嫌だと思いながらムリして仕事を続けていると、精神的にも肉体的にも限界が来て、取り返しのつかないことになってしまう可能性もあります。
よく、「仕事が合わないと思っても最低3年は続けろ」と言われていますが、3年我慢して体を壊してしまうくらいなら、早めに転職して状況を改善したほうが自分のためにも家族のためにも良いのではないでしょうか。
そこで今回は、なかなか転職を決意できない、仕事の辞め時がわからないという方の参考となるよう、「転職を決意したタイミング」について、20代〜40代の女性にお話を聞いてきました。
●(1)会社の理念や社長の方針についていけなくなった
『小さなベンチャー企業だったこともあり、会社の理念がブレまくりで、しょっちゅう変わっていたんです。入社したときに魅力的だと思った理念も1年後にはあっさりまるで別のものに変わってました。
また、少人数のため風通しが良く、誰でも意見を言い合える環境ということだったのに、その実情は全然違って、社長のワンマン状態。
社長の意見と少しでも合わないことを言えば責められるし、直情型なので気に入らないことやミスがあればみんなの前で即怒鳴られる。そんな職場でストレスがたまっていき、「これ以上ここにいたら自分がダメになる」と思いました。それに、そんな会社、長く持つわけがありません。将来が見えなかったので、ここが引き際 だと思い、転職する道を選びました』(20代女性/会社員)
これは確かに小さな会社やベンチャー企業ではよくあることです。先月言っていたことと今月言っていることが違うぞ、というのは当たり前。
世の中の流れに沿って柔軟に対応している、と言えば聞こえはいいですが、実態は事業方針や理念が定まっておらず、手探り状態という場合も。それでは社員も不安になってしまいますよね。
また、家族経営の会社に多く見られる傾向ですが、ワンマン社長の場合、社員は自分たちの存在価値が見いだせなくなっていきます 。そんな中でパワハラのようなことをされたら、もう退職しない理由がないと言えそうです。