仕事の辞め時はいつ? 私たちが転職を決意したタイミング4選
働く目的が生活のため、お金のためだけになってしまっていることに気付いたとき、本当にそのままでいいのかどうか自問自答してみる必要はあるかもしれません。
●(4)キャリアアップが望めない
『前にいた職場はとても居心地が良かったんですが、このままここで働いていても自分が成長できないなというのは感じていました。仕事は毎日同じことの繰り返しで、特にキャリアアップに役立ちそうなこともない。30代になる前にキャリアを積んでおかないとという危機感をいつも抱えていました。
それで27歳になったとき、このぬるま湯生活を脱しないと何のスキルもないまま30代、40代になってしまう と一念発起し、転職。給与は下がったし職場の人間関係でも苦戦することはありますが、毎日いろいろなことに挑戦できる環境が気に入っています。責任ある仕事を任せてもらえるのは、私にとって大きなやりがいになっています』(20代女性/会社員)
居心地の良い職場でずっとぬるま湯生活を続けていけるならそれが幸せ……と考えてしまう私とは対照的です(笑)。
でもやはり、仕事をバリバリこなしたいという人にとっては、自分が成長できる環境に身を置くことが一番大切。
将来のためにも、早めにキャリアアップが目指せる職場への転職を考えたほうがいいでしょう。そういった職場への転職は、年齢が上がるにつれ難しくなっていきます。
----------
4人の女性に転職を決意したタイミングについてお話を伺いましたが、それぞれ、会社の体質や将来性、自分の性質をよく見極めた上での転職だったと思います。
近年では「ブラック企業」と呼ばれる会社も多く存在していますし、労働基準法を無視した会社も多く見かけます。「会社の文句を言う人間は転職してどこへ行っても同じだ」などと言う人もいますが、必ずしもそうではありません。
今の仕事や職場が自分に合っているか、この先も続けていく自信があるか、仕事のせいで健康を害していないか、などをよく考えた上で、転職したほうが自分の人生にプラスであると思える場合は、迷わず転職をしたほうがいいのではないでしょうか。
●文/パピマミ編集部
●モデル/香南