他人に興味ナシ!? 私たちが“SNS”を利用しない理由4選
もちろん自分の投稿に反応があれば嬉しいですが、人の反応を気にするのも他人の投稿をいちいちチェックするのも面倒になってしまいました。ズボラな人には向いていないのかもしれませんね。
●(2)忙しいから
『毎日、仕事と家事、育児で手一杯 。とてもじゃないけどSNSなんかやっているヒマありません。そんなことをしているヒマがあったら子どもたちと遊んだり、夫と会話したり、睡眠をとったりしたいです!』(40代女性/パート)
『周りでもSNSをやっていない子って少ないんですけど、私は忙しくてそれどころじゃないです。仕事に習い事に、彼氏との時間、自分の趣味の時間……どれも大切だから、SNSに削っている余裕はありません』(20代女性/会社員)
物理的にやっている時間がない、というパターンですね。これも多そうです。
SNSをやっている人に、やっていない人のことをどう思うか聞いてみたところ、「本当の意味でリア充だと思う」という回答が多くありました。
確かに、SNSをやっている時間なんてないくらい忙しい=リア充と言えるのかもしれませんね。リアルが充実していると、ネットでわざわざリア充アピールをする必要もないのかもしれません。
●(3)個人情報が漏れるのが怖いから
『むしろ、なんで何も疑わずにSNSができるのか聞きたい。実名登録じゃなくても、自分のプライベートを切り売りしているみたい じゃないですか?写真とか投稿してたらどこの誰かすぐわかるし、世の中にはいろんな人がいるんだから、いつどんなふうに悪用されるとも限らない。自分からわざわざ身元が特定されるような投稿をしている人は、大丈夫なのかな?と心配になります』(30代女性/公務員)
前述した総務省の『平成27年版 情報通信白書』によると、SNSの実名利用の割合は「Facebook」で84.8%、「LINE」で62.8%、「Instagram」で31.9%、「Twitter」で23.5%、「mixi」で21.6%となっているということです。
Facebookはその特性上、実名利用が多いのはわかりますが、その他のSNSでも実名利用をしている人がけっこういることに驚きました。
必要以上に怖がる必要もないとは思いますが、危機意識を持つことは大切です。自分や家族の顔写真を公開したり、住所が特定できるような投稿をしたりするのはできるだけ避けたほうがいいでしょう。