損得で決めてイイ? 苦手な友達と距離を置くコツと得られるメリット
できるだけ自分の考えを伝えないよう相づちするだけにとどめることで、会話が発展しづらくなります。
●(2)連絡頻度を減らす
メールや電話はもちろん、最近ではSNSなどを介してコミュニケーションを取るということも多いですよね。
これまですぐに反応することが多かった場合、徐々に頻度を減らしたり、反応する時間を遅くしたりすることで次第に距離を置くことができます。
反応がなくなることで、間接的に相手にも自分の気持ちを気づいてもらいやすくなる でしょう。
●(3)後ろ向きな考えを捨てる
縁を切らなくても、これまで親しくしていた相手を故意に遠ざけようとすることに後ろめたさを感じることもあるはず。
しかし、人間は周りの人たち全員と仲良くできるわけではありません 。
合わない人がいるのは自然なことで、むしろ人と違う部分を持っていることがより良い関係を築くために必要なこととも言えます。
「自分と合わない人がいる」「ムリをした付き合いはお互いのために良くない」と考え、割り切ってしまうことも大切なのです。
●(4)半分を相手のせいにする
うまくいかない人間関係において、どちらかが一方的に悪いということはありません。
それをすべて自分の責任であると思い込み、責任感を持ってしまうと距離を置くことがつらくなってしまいます。
距離を置きたいと考える理由がもし自分勝手なものであったとしても、半分は相手の責任だと思う ことで気持ちもラクになるでしょう。
あくまでも対等な関係であると思えば、罪悪感なく行動することができるのです。
●苦手な友達と距離を置くことで得られるメリット
『ある人との関係がずっとストレスになっていて、それが仕事や他の人とのコミュニケーションにまで悪影響を及ぼしていました。思い切って距離を置いたことでそのストレスから解放。
大切な人にしっかりと向き合い、その人たちを一層大切にすることができるようになりました。気持ちも落ち着いた状態になり、人間関係以外のこともスムーズにいくようになりましたね』(30代女性/事務)
『苦手な人とガマンして付き合っていると、良くも悪くも自分を守ろうとして殻をかぶってしまうんですよね。
苦手な人以外にも本当の自分が出せなくなって、トラブルにはならないけど表面的な付き合いしかできない……。
このままじゃいけないと思って、誰にでも素の自分を見せるようになりました。