子育て情報『子どもの運動能力を鍛えるのは親!?幼少期から意識的な運動機会を』

子どもの運動能力を鍛えるのは親!?幼少期から意識的な運動機会を

子どもの運動能力を鍛えるのは親!?幼少期から意識的な運動機会を

皆さんこんにちは。ママライターのあしださきです。

「運動の秋」と言われるように、秋は外で身体を動かすにはちょうどいい季節です。

2017年10月9日は体育の日でしたね。

毎年この体育の日前後にスポーツ庁が全国で行っている運動能力調査によりますと、6歳から19歳の青少年の運動能力を長期的に調査したデータに基づいて「問題である」と指摘されている項目に「握力 」があるというのをご存じでしょうか?

過去の調査において体力水準が高かった昭和60年頃と比較すると、「握力」「走能力」「跳能力」「投能力」項目において現在も依然として低い水準になっているということです。

子どもの運動能力低下の原因については文部科学省も以下のように指摘しています。
(以下抜粋)

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・国民の意識の中で子どもの外遊びやスポーツの重要性を軽視し、子どもに積極的に運動をさせなくなった
・子どもを取り巻く環境が便利になり日常的に体を動かす機会が減少した
・スポーツをする時間・仲間・空間が減少した
・発達段階に応じた指導ができる指導者が減少した
・子どもの生活環境の乱れ

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では、握力が特に問題視されるのはどうしてでしょうか。

考えられる要因をいくつか挙げてみましょう。


●①握力はスポーツ全般の基礎に役立つから

小学校の体育で必ず行う「鉄棒」や「跳び箱」、「マット運動」において、「握力」がないことでこれらの運動に支障をきたすことがあるからだと考えます。

またどのスポーツにおいても基礎の部分に握力が関わってくるからというのも一因であると思います。

●②大きな怪我を防ぐ

握力がないと、転んだ時にとっさに体を支えられず大きな怪我につながってしまうことがあります。

●各都道府県での取り組み

こうした子どもの握力低下に対し各都道府県でも独自に改善策に取り組み、子どもの運動能力低下に歯止めをかけようという動きが出てきています。

筆者の子どもたちの小学校では、市の働きかけにより「おうちでムキムキチャレンジ 」という取り組みを夏休みなどに行っています。

具体的にやることは
・雑巾絞り
・おうちの人の肩を揉む
・お風呂の中でグー・パー運動

というメニューを毎日行うというものでしたが、始めたばかりの頃は「肩もみ」がとても疲れると言ってすぐにへこたれてしまうので全然コリに効かず、くすぐったくて気持ちが悪かったのを覚えています。

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