子どもの運動能力を鍛えるのは親!?幼少期から意識的な運動機会を
それが夏休みの後半になると徐々に長い時間肩を揉む力がついてきて、ムキムキチャレンジ効果を親も実感できたのが良かったです。
●幼少期からの取り組みを考える必要性
小学校に入ると毎年スポーツテストが行われ、また日常的に体育の授業があるため運動の機会は増えていきます。
その時点で運動能力が劣っていると指摘されると、「運動苦手」という意識から、ますますスポーツから遠ざかってしまう懸念があると思いませんか?
ですから、就学前のお子さんたちには親が意識的に体を動かす機会を与えてあげる ことが必要なのではないかと考えます。
また、例に挙げた「ムキムキチャレンジ」のようなことは日常生活のスキマ時間に簡単にできることですよね。
子どもに肩を揉んでもらったり、掃除するときに子どもに雑巾を絞らせてみること。これだったらいつでも、今日から始められる小さな一歩です。
この積み重ねが握力の強化に繋がり、その後の子どもの運動能力向上に役立つということが期待できると思います。
「この子は私に似て運動神経が悪くて……。」とおっしゃる前に、おうちでもできる「握力」強化をコツコツと!
それが将来の運動能力に繋がる第一歩かもしれません。
参照/スポーツ庁平成28年度体力・運動調査結果の概要及び報告書について
体力・運動能力の年次推移の傾向(青少年)
http://www.mext.go.jp/prev_sports/comp/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2017/10/10/1396897-2.pdf
文部科学省中央教育審議会資料子どもの体力の低下の原因
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/gijiroku/attach/1344534.htm
●ライター/あしださき
●モデル/倉本麻貴(和くん)