薬が嫌いなんて言わないで!子どもに薬を飲んでもらう方法3選
絵本の中の主人公ががんばる姿をみて、「わたしもがんばる!!」と勇気づけられる子も多いと思います。
●飲み終わった後・風邪が治った後の言葉かけ
薬が苦手なお子さんに服用させるのはそれだけで骨の折れることです。
でも、飲ませて終わりではなく、飲み終わった後には“服用できたことに対してご褒美となるような言葉かけ”を意識しましょう。
たとえば、私の場合は「かっこいいね!」「さすがだな〜」「薬が飲めたから、早くよくなるね」「治ったら、公園に遊びに行こうね!」などと声をかけています(お子さんによって嬉しくなる言葉は違うと思うので、アレンジしてくださいね)。
さらに、風邪が治った時には、「がんばって薬を飲んだから、早くよくなったね」などと声をかけることも意識しています。
このような言葉かけは“薬に対するプラスのイメージ”だけでなく、“薬を飲むことができた”というお子さんの自信にもつながると思います。
もし、泣きながら薬を飲んだ時も、「がんばって飲めてすごいね」「これでよくなるね」などと声をかけてあげてくださいね。
もちろん、お子さんによってはいくらママが言動を意識してもうまくいかないこともあるかもしれません。
ただ、大なり小なりイメージの力は作用すると思いますので、意識してみることは大事だと思います。
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いかがでしたか?
今回は、薬に対するイメージを少しでもマイナスからプラスへチェンジできるようなママやパパの関わり方をご紹介しました。
悩めるママパパの参考になったら嬉しいです!
参考文献
クレーア・レウェリン(作)、マイク・ゴードン(絵)・北沢杏子(文)・林 千根(訳)くすり のみたくない
深見春夫(作・絵)、小山博史(監)にがい おくすり のめるかな
●ライター/今井千鶴子
●モデル/藤本順子