「ペットを飼いたい!」世間のママたちのお断り常套句
となってしまう ので、注意して。
●『今までのように旅行やお出かけに行けなくなるよ』
子どもにとってはこの言い方が1番有効的だと分かり、いつもこう言うことにしています。
テレビなどの影響で一時的にペットを欲しいと思っているうちは、親としても真剣に検討できる段階ではないと思っているからです。
「旅行やお出かけに行かれなくなるのか……。それならいいや。」というのがわが家の子の優先順位 なので、まだこの言い方でしばらく様子を見ます。(40代2年生と3年生の兄弟の母)
ペットを飼えない理由で「長期で家を空けることが難しい」というのは、アンケート調査の結果にも顕著に見られます。
株式会社ドゥ・ハウスが2016年に行ったアンケートによると、
「現在または過去にペットを飼っていて困ること」と「ペットを飼いたいのに飼っていない理由」の両方で、その第1位が「旅行などで家を空けることが難しいから」となっています。
よって、子どもが「それでもいいから!」という熱意ある姿勢を示すまでは様子を見るのが妥当かもしれませんね。
●『弟のお世話をしないのに、子犬のお世話なんてできないよね。』
現在小3の娘は6歳下の弟のお世話にずっと興味がなかったので、こう言っていました。
「子犬を飼いたいと言うけれど、小さい弟よりもさらに小さい弟が増えるんだよ。それは、ちゃんと弟のことを見てあげられるようにならないと、ダメよ。」
と言い聞かせているうちに、娘の態度に変化が起きました。
弟に優しく接する姿が自然に感じられ、「変わってきたな」と思えるように。
次に「飼いたい」と言った時には家族で真剣に話し合い、今では子犬を家族の一員に迎えて暮らしています。(30代小3女の子と年少の男の子の母)
このママさんは、最初は「ダメだよ」と理由もきちんと示し、最終的にはお子さんの良い変化を認めてペットを飼うことを認めてあげていました ね。
このようにお子さんが変わることができたのだから、ママもちゃんと意見を頑固に貫くばかりでなく変わっていくことも必要かも、と思わされました。
----------
いかがでしたか?
世間のママたちのお断り術を紹介しましたが、大切なポイントは「子どもの意見や熱意もしっかり見極めてあげること」かもしれませんね。
参照/一般社団法人日本ペットフード協会
平成28年度全国犬猫飼育実態調査結果
http://www.petfood.or.jp/topics/img/170118.pdf
株式会社ドゥ・ハウス
ペットに関する調査結果(2016年)