それって少ないの?夫婦での家事を5割以上やる夫は7人に1人!
新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研 調べ)によると、新婚夫婦の夫の家事負担率が5割以上の男性は、2割も満たないそうです。「夫って家事を手伝わないよね」という妻の声が聞こえてきますね。
しかし本当に、この数字は悪いことなのでしょうか。むしろ当たり前なのでは?とすら思うほどです。
夫の家事負担率が5割以上が当たり前なのか、パピマミ編集部と一緒に考えていきましょう。
働いている夫に家事を5割も手伝わせるの?
新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研 調べ)
「共働き夫婦の家事は外注と分担?価値観に合った解決が大事!」にも書いたように、フルタイムで仕事をしている方は物理的に時間がありません。たとえば、1日の家事が合計3時間分あったとします。1日の家事の半分は1.5時間です。
睡眠時間を8時間、仕事に使う時間を10時間だと考えると必然的に使える時間は減りますよね。百歩譲って、共働き夫婦であれば納得できます。しかし、妻が専業、もしくは育児中であれば、働いている夫に手伝ってもらうのは無理があるでしょう。
もしそれでも家事を手伝わせたいなら、家事の合計時間を減らす努力をする必要があります。家事の合計が1時間と、3時間ではワケが違いますよね。
●仕事に悪影響が出たら出世に関わる
当たり前の話ですが、1日のやることが多ければ生産性は下がります。そして、睡眠時間が短ければ短いほど、人生の質は下がっていきます。
家事や育児は重要視されるのに、仕事の重要性は見落とされがち。家事や育児の質を上げるのに必須なのは、お金なのにも関わらずです。
家事や育児もやりながら、仕事もがんばるよね?という前提で、話が進むことに疑問を抱きませんか?愛や思いやりだけですべてをやり切れるなら、自己啓発本やビジネス書の類はすでに廃れているでしょう。
家事をやらないという選択肢
「家事を減らして時間を最大化!外注と項目分けを賢く使おう!」では、共働き夫婦でも夫が家事をしないケースが多々あることを紹介しました。お互いがフルタイムに近い労働をしているのであれば、夫と妻が同じ量の家事をやるのは頷けます。
しかし家事に使う時間がないのに、自分で家事をやらなくてはいけない、という価値観を持っている夫婦が多くいるのも事実です。
●家事を外注できるならしてしまおう
食器乾燥機があるのに、手で洗う必要があるでしょうか。