2016年3月23日 19:00
小さなサインに気づいて! 忙しい親が子どもに愛情を伝えるコツ
「話したい気持ち」に応えるときにも注意が必要です。
気のないそぶりで相づちを返すだけだったり、親が言葉を奪ってしまったり(一方的に話したり、決めつけたり、押し付けたり)するようでは、子どものニーズは満たせません。
子ども自身が「自分の気持ちを伝えられた」と実感できることが大切なのだそうです。
●機会確保が難しいときも、子どもの気持ちを守る努力を!
忙しい中では、たとえ上述の3つのサインに絞ったとしても、完全に“応答”することは難しいことかと思います。
いつも“しっかりとした時間をかけられる”環境にあるという人は、ほとんどいないことでしょう。
そんなときは、「あなたの気持ちに応えたい気持ちはちゃんとある」「ないがしろにしたいわけではない」と、言葉と態度の両方 で、できる限り伝えるようにすることが大切です。
「あなたを大切にしている」という保護者からの気持ちは、子どもにとってはとても重要なものです。
忙しい中でも、子どもがそれらを疑いなく感じられるようにしていたいですね。
【参考文献】
・『児童精神科医ママの子どもの心を育てるコツBOOK』白尾直子・著
●ライター/佐原チハル(フリーライター)
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