子育て情報『学力にも影響する? 子どもに“朝ごはん”をしっかり食べさせるコツ』

2016年3月28日 19:00

学力にも影響する? 子どもに“朝ごはん”をしっかり食べさせるコツ

に関する座談会の記事がありました。

それを参考に、朝ごはんがすすまないお子さんのための食事の工夫をご紹介いたします。

子どもには食べにくい食材があるということを、意外とお母さんは知らないことがあるようです。例としては、

・ペラペラしたもの……レタス、わかめ
・皮が口に残るもの……豆、トマト
・硬すぎるもの……かたまり肉、エビ、イカ
・弾力のあるもの……かまぼこ、きのこ、こんにゃく

これらは、主に3歳までの奥歯が生え揃う前の幼児にとって特に苦手な食材 だそうですが、就学前のお子さんはこうした食材の苦手がまだ十分に克服できていないということも考えられるのではないでしょうか?

もしそうであるのならば、食べやすい朝ごはんを心がけることで改善できるかもしれません。

パサパサとして食べにくいパンとペラペラして食べにくい生野菜のサラダよりは、水分と粘り気のあるお米の方が食べやすいので、おにぎりと具の入った味噌汁 にしてみるというのはどうでしょうか。

●(2)寝る時間を早くし、必然的に早起きができるようにする

時間がない中で朝食をしっかり食べるのは大変ですから、子どもにはぜひ早起きをしてほしいですよね。

しかし、分かっていてもなかなか難しいというのもよく聞きます。経験上、効果的でおすすめできるものをご紹介すると、

・寝る前の儀式“おやすみルーティン”を決める(毎日一冊の絵本を読んでから寝るなど)
・寝る時間が近くなってきたら、テレビを消し、照明も抑えめにする

これは、今もわが家で毎日3人の子どもと行っていることですが、寝る時間を意識するのに“おやすみルーティン”は非常に役に立っています。


ぜひ試してみてくださいね。

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いかがでしたか?お子さんの入学を控え、お母さんも不安や心配がいろいろあると思います。

新しい世界への第一歩を踏み出すお子さんが、小学校で大きく羽ばたくことができますよう、心よりお祈りいたしております。

このコラムで、ご相談者様の心配が少しでも解消できましたら幸いです。

【参考文献】
・公益財団法人母子健康協会 機関誌『ふたば』No.72(2008)
【参考リンク】
・睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果 | 文部科学省(http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/katei/1357460.htm)

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