2016年4月3日 20:00
コレも虐待です! ママが“怒鳴る”のを我慢する子育てのポイント4つ
子どもにとってはもちろん、“親にも怒鳴るメリットはない”のです。そのことを十分に理解しましょう。
またもし、あなた自身に親との確執などがある場合、そのストレスや経験の反動が、子どもへの行為につながってしまっていることもあります。そのような場合は、その“傷”と向き合う必要があります。
●怒鳴らないためにできること
もし「すぐには環境を整えられない」という場合には、まずは以下の4つを心がけてみてください。“怒鳴らない”ためにこんな工夫をしていたよ、というママの声を集めてみました。
●(1)『絶対に怒鳴らないとあらためて、自分の言葉で決意する』(30代・専業ママ)
怒鳴らない理由を、話を聞いたり文章で読んだりするだけでなく、“自分の言葉にする” ことがポイントだそうです。
●(2)『怒鳴りたくなったらその場を離れる』(40代・ワーキングマザー)
トイレなど別の部屋に行く、ヘッドホンをして音楽を聴いて“泣き声をシャットアウトする”など、物理的に距離を置くことが大切です。
怒鳴る代わりに何をするか“あらかじめ決めておく” ことも重要だそうです。
●(3)『怒鳴らないでいられたら、自分にご褒美をあげる』(20代・ワーキングマザー)
“手軽にできる” ことが大切なので、手間やお金がかからない方法がオススメだそうです。
●(4)『相談ダイヤルの番号を、メモして貼っておいたり携帯に登録しておいたりする』(30代・専業ママ)
まずは一度、ちょっとした愚痴をこぼすだけでもいいので、かけてみるのもオススメだそうです。避難訓練と同じで、「いざというときに電話できるための予行練習」 をしておくのがいい、とのことでした。
いずれにしても、「変わるべきは環境や保護者であって、子ども自身ではない」という点がポイントになっていますね。お子さんのためにも、お母さん自身のためにも、少しだけ具体的に動いてみましょう。
●ライター/佐原チハル(フリーライター)
●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
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