小4から必要!? 子どもに「携帯電話・スマホ」を持たせるときのルール
【ママからのご相談】
小学校5年生の娘が「新しいクラスの友達がみんな携帯電話を持っているから私も持ちたい」と言い出しました。
みなさん、どういった理由で持ち始めるのでしょうか?持たせるとしたらどんな機種を選んだらいいでしょうか?
●A. 小学校4年生で携帯電話所持率が急増しています! 適切な機種選びと家庭でのルール作りが必須です。
ご相談ありがとうございます、ママライターのパピルスです。
年度始めは何かと生活に変化がありますね。
進級すると行動範囲や交友範囲が広がることもあり、子どもが携帯電話を持ちたいと言い出すことが増える季節 でもあります。
ご相談者様の娘さんは「みんな携帯電話を持っている」と言っていますが、小学生の所持率はどれくらいなのでしょうか?
●小学校4年生で携帯電話所持率が急増
青少年のスマートフォン(以下スマホ)問題に詳しい竹内和雄さんの調査によると、平成25年6月の小学校5年生の携帯電話所持率は、女子58.0%、男子45.7% だったそうです。
「みんな持っている」というのは言い過ぎですが、女子の約6割が携帯電話を持っており、携帯電話を持っている子の方が多数派になりつつあるようですね。
前述の竹内氏によると、小学校4年生で携帯電話を持つ子が急増するそうです。
その理由として次の3点が挙げられています。
●(1)学童保育が終わる
地域によって差があるものの、小学校3年生で学童保育が終了する場合 があり、放課後に子どもが自由に過ごす時間が増えることに不安を感じる保護者が持たせるようです。
●(2)学習塾への通塾に必要
小学校4年生から学習塾に通塾する子どもが増えます。電車で通塾するお子さんも多く、送迎の連絡に携帯電話が必要になります。
●(3)部活や習い事の連絡に必要
小学校4年生から野球やサッカーを本格的に始める子どもが増えます。
練習や試合の送迎、天候の急な変化による中止連絡などのために連絡手段が必要になり、携帯電話を購入するようです。
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小学生の場合は、保護者との連絡に必要になって携帯電話を購入するケースが多いようです。
ご相談者様の娘さんは必要があって購入するというわけではないようですので、本当に必要かどうか をまずは話し合ってみた方がよいでしょう。
●携帯電話を持たせてみようと思うとき、気を付けたいこと
携帯電話を持たせる場合には、用途によってどのような機種を選択するかが大きなポイントになります。