あなたはどう思う? 震災時の「テレビ番組の自粛」に関する意識調査
4月14日に突如として熊本を襲った『平成28年熊本地震』。発生から一週間以上たった今でも余震は続いており、震度7の本震のほか、震度1以上の地震は800回を超えています。
今回の地震における熊本県内での重軽傷者数は約1,000人。死者は48人となっており、約9万2千人が避難生活を余儀なくされています。
テレビでは、そんな深刻な地震被害を重く受け止め、CMやバラエティ番組などの放送自粛が続出していますが、この“自粛”対応に賛否の声が上がっています。
ホリエモンの通称で知られている実業家の堀江貴文さんは、一連の自粛ムードに対し「バラエティ番組の放送延期は全く関係ない馬鹿げた行為」などとTwitterに書き込んで話題となりました(自身は出演予定だったインターネット放送局の番組が中止に)。
しかし、一方では教育評論家である“尾木ママ”こと尾木直樹さんが「人間らしい共感能力あれば自粛して工夫しようとするのはあまりにも当然!」と自粛に賛成する旨の文章をブログでつづりました。
この二人の主張は真逆ですが、それぞれ多くの人に支持され議論を呼んでいます。
そこで今回は、パピマミ読者の方に『震災時のテレビ番組の自粛』についてどう思うのか聞いてみました!
●震災時のテレビ番組の放送自粛をどう思いますか?
・こんなときだからこそ放送すべき……76%(180人)
・被災者に対して不謹慎だから自粛するのは当然……24%(57人)
※有効回答者数:237人/集計期間:2016年4月20日〜2016年4月22日(パピマミ調べ)
●約8割が「普通に放送すべき」と回答
今回のアンケート結果では、「普通に放送すべき」と考えている人が約8割もいることが分かりました。
『今回の地震はたしかに日本人全員が協力して助け合うべき問題。でも何でもかんでも自粛ムードにするのは間違ってると思う』(30代ママ)
『被災していない俺たちにできることは、いつも通りの生活をしていつも通り働いて、そのお金を義援金として送ること。自粛は被災した人々に何のメリットもない 』(40代パパ)
『自粛するよりも熊本のお酒や食べ物をいっぱい買って宴でもしたほうがよっぽど貢献できる』(30代パパ)
4月21日にとあるTwitterユーザーが書き込んだ、『被災してわかったこと』という文章が話題を呼んでいます。
そこには、被災時に“必要なもの”と“要らないもの”が挙げられており、「要らないもの」