孫の世話がキツい!? 祖父母がコッソリ語る「息子・娘夫婦への不満」3つ
こんにちは、ライターの佐原チハルです。
おじいちゃん・おばあちゃんの“孫”への愛情の深さについては、多くの場所で言われています。 「孫には毎日だって会いたい!」……とは言え、いざ頻繁にお世話を任されるようになると、言いたいことのひとつやふたつも出てくるものです。
けれど、“かわいい孫”のこと、また日々苦労もしつつ子育てしているとわかっている子どもたち夫婦のことだからこそ、その“言いたいこと”が“言いにくい”こともあります。
そこで今回は、おじいちゃん・おばあちゃんたちの、そんな“言いにくい”ひとことについて、声を集めてみました。
●祖父母が語る“息子・娘夫婦”へ言いづらい不満3つ
●(1)甘えるなら“明確に”甘えてほしい!
『“ママなら自分で子育てするべき”みたいな声も大きいから、気持ちはわかるんだけど、もっと堂々と頼ってくれたらうれしいなと思うことがある 。頼まれるとき、いつもものすごく恐縮されてしまって、こっちまで恐縮してしまいそうになる』(3歳児の祖父)
『お義母さんにおまかせします!って、信頼して言ってもらっているのはわかるんだけど、おやつにチョコレートはOKかとか、寝る時間はいつも決まってるかとか、要望ももらえた方がわかりやすい 』(5歳児の祖母)
お世話を“頼む側”のママ・パパからすれば、面倒を見てもらう上に要望を出すなんて悪い……と感じてしまいがち。
でも預けられる側になってみると、少しは要望を出してくれた方がいろいろとやりやすい、と感じるようです。
ただし「遠慮しないでって言っても無理だろうなっていうのもわかるの。わたしもそうだったから」という声も聞かれました。
“甘え方”というのは、いつの時代も、頭を悩ませる問題なのかもしれません。
●(2)高頻度で頼られるのは“怖い”
『たまに会って遊ぶとかではなく、深い形で関わる頻度が増えると、育児方法に違いがないか不安になることがある。自分たちのときと違いすぎて、“懐かしい”どころか“全然知らない!” という気持ちに』(3歳児の祖母)
『こちらにも予定があるので、急に頼まれても困る。でも限界まで我慢みたいなことはせず頼っても欲しいから、どう言っていいのかがわからなくて困っている』(2歳児の祖母)
老後だからこそ楽しめるようになった“趣味の予定”との兼ね合いに悩む声も少なくありませんでした。