子供と遊ぶパワーを充電! 体の疲れがスッキリ取れる“快眠”の秘訣3つ
●(2)高さの合う枕をバスタオルで作って眠る
朝起きると首や肩がこっているような気がして、どうも疲れが取れないといったお悩みの裏には、“枕の高さが合っていない” ということが考えられるそうです。
(1)でご紹介した寝返りのしやすさにも関連していますが、枕が合っていないと寝返り時に余計な力が必要になる上、寝ているときの姿勢が不自然に歪むことでリラックスできにくいのです。
そうはいっても自分の体にはどんな高さの枕が合うのか、すぐに分かるものではありませんし、いきなりお店に行って購入しようとしても迷ってしまいますよね。
そこでまずは、自宅にあるバスタオルを使って枕を作って眠ってみてはいかがでしょうか。
三橋美穂さんの著書『驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100』を参照して、バスタオルを使った枕の作り方をご紹介させていただきます。
(a)3~4枚のバスタオルを用意します。1枚のバスタオルをまず四つ折りに。首にあたる部分を約10cm、手前にたたむ。
(b)(a)で折りたたんだところが内側に入るように、さらに半分に折る。
(c)少し高くなっている方が首元です。実際に仰向けになり頭を預けてみましょう。低いと感じれば、さらに四つ折りにしたバスタオルを下に重ねて、高さを調節します。
(d)横向き用に2本の筒状枕を作ります。筒状に丸めたバスタオルを真ん中の枕より少し高くなるように左右にセットして完成です。
三橋さんがおっしゃるには、『仰向けで寝た時に首がスッと伸び、楽に呼吸ができるのが正しい状態であり、体の力が抜けて、自然と気持ちの良い眠りにつくことができる』そうです。
横向きで寝たときも、肩の圧迫感がなく快適に眠れるとのこと。
●(3)パジャマを着て眠る
普段どのようなものを着て眠っているでしょうか。近頃はそのままちょっと外に出ても大丈夫な“ルームウェア”が一般的に販売されているということもあり、パジャマで眠る人が少なくなったのではないでしょうか。
しかし、眠っているときに着ているものを選ぶことも実は快眠に必要 だということ、ご存知でしたか?
著者の三橋さんによりますと、『部屋着は生地が厚く、縫い目がゴワゴワしているので寝ている間の肌の刺激になる』ということ。『睡眠中の寝返りで生地の摩擦が大きいと、体に余分な力が入ってしまい十分に疲れが取れない』というご指摘です。