効率良く疲労回復! 夏バテしない体をつくる栄養素と食事メニュー
こんにちは、ライターの佐原チハルです。
5月になれば夏日が増え、9月末まで(年によっては10月に入っても)暑い日がある、なんてことも最近では珍しくありませんよね。そうなると、夏って、ものすごく長いような気がしませんか?
暑さが苦手・夏バテしやすいという人たちは特に、この長くつらい日々を少しでも快適に過ごしたいと思いますよね。無理のない範囲で、体調管理もしていきたいところかと思います。
そこで今回は、夏バテしやすい人が特に注目しておきたい栄養素について、ポイントをまとめてみました。
●『ビタミンB1』と一緒に『アリシン』を摂取しましょう
ビタミンにはさまざまな種類がありますが、中でも『ビタミンB1』は“疲労回復 ”に作用します。
ビタミンB1は、夏バテの主な症状である“疲れやすさ”“食欲不振”“倦怠感”を取り除くと言われています。というのも、ビタミンB1の主な働きが“糖質をエネルギーに変える ”というものだからです。
エネルギー代謝がうまくいかなくなると、夏バテのような症状が出てくるのです。
特に夏は、そうめんやうどんなど、のどごしのいい『炭水化物』がメニューの中心になりがちです。効率的なカロリーの摂取には大切なメニューですが、しっかりとエネルギーに変えられなければ意味がありません。
そして、このビタミンB1と一緒にとりたいのが『アリシン』です。
アリシンは、ビタミンB1と一緒に摂取することで、吸収を高めてくれる作用を持っています。ビタミンB1が効率よく摂取できるようになるということですね。
せっかく食べるのですから、ぜひ一緒に取り入れられるメニューを選びましょう!
●“豚肉と玉ねぎの炒め物”がお手軽!
ビタミンB1は、豚肉・うなぎ・レバー・大豆や大豆製品・麦などに含まれていますが、特に豚肉に豊富 と言われています。
アリシンは、玉ねぎ・にんにく・にらなどの、においの強いものに含まれているそうです。
高価でない・近所のスーパーで手に入る・調理も食べるのも楽、という点から考えると、“豚肉と玉ねぎの炒め物”が特に簡単に取り入れやすいかと思います。
シンプルな塩コショウや味噌炒めの他、鶏ガラスープやだしの素でさっと味付けするだけでもいいでしょう。生姜焼きなども食欲をそそりますね。しゃぶしゃぶにして、玉ねぎサラダの上に乗せていただくのも手軽です。