後悔してナイ? 「産まない選択」をした女性たちの本音7選
子どもを産むか産まないか……それは女性にとって大きな決断だと思います。
「女性として生まれたからには、子どもを産むのが義務」という意見もいまだに根強く、「私は子どもを産みません」とはなかなか言いづらいものです。
2016年2月12日発売の雑誌『FRaU』3月号では、女優の山口智子さんがインタビューの中で、『子供を産んで育てる人生ではない、別の人生を望んでいました』と、子どもを産まなかったことに対して明言。
これに対しても世間からはさまざまな声があがり、議論が巻き起こりました。その中には、「子どもを産まなかったことに“懺悔の念”を感じる」といった声もあったようです。
それでは、実際に“子どもを産まない決断” をした女性たちは、その後の人生で後悔をしていないのでしょうか。
“子どもを産まない決断”をした女性たちにインタビューしてみました。
●“子どもを産まない決断”、正しかったと思いますか?
●「正しかった」
『産まないと決めたこと、全く後悔していません。
結婚前から、夫とは「子どもは産まない」と話し合いをして決めていました。子どもの必要性を感じなかったからです。周りからは40歳くらいまでとやかく言われましたが、気にせずやってきました。もう子どもを産める年齢ではありませんが、産まない人生に後悔は一切ありません 』(50代女性/保険)
『結婚生活20年になりますが、一度も後悔したことがありません。離婚の危機もありません でした。孫の顔が見たいと言っていた母には申し訳ないとは思いますが、私たちの人生なので……』(40代女性/営業)
『夫が幼少期に親からの虐待で心に傷があり、結婚後、二人で話し合った結果、子どもは産まないという決断をしました。友達やうちの両親からはいろいろ言われましたが、私にとっては夫さえいてくれればよかった し、後悔していません。夫婦二人の生活も楽しいものですよ。
お金も貯まりますし(笑)』(40代女性/事務)
『私たち夫婦は付き合っているときから子どもを望みませんでした。「老後のためにも子どもは産んだ方がいい」なんて言う人もいましたが、自分たちの老後の面倒を見てもらうために産むなんて信じられないと思いました。実際、夫婦二人で正社員として働いてきましたので、老後の蓄えも十分あります し、ゆとりのある生活を送れています。夫婦仲が良いので、寂しいという思いをしたこともないですね』(50代女性/事務)