暑すぎvs寒すぎ! 夫婦間の“エアコン戦争”エピソードと解決方法
寝苦しい夏の夜。エアコンの設定温度をどれくらいにするかで意見が合わず、夫婦ゲンカになることはありませんか?
2015年に家電メーカーの三菱電機が行った調査では、エアコンの設定温度の違いでイラッとしたことがあると回答した夫婦は50.7%と約半数を占めました。
普段から仲がよい夫婦で46.5%、不仲夫婦ではなんと81.3%にものぼっています。これは驚異的な数字ですね。
多くの家庭で夜な夜な繰り広げられる“エアコン戦争”。皆さんどういった悩みを抱え、どのように対処しているのでしょうか。
●最も多い戦いは“暑がりの夫”VS“寒がりの妻”
『夫は暑がり。私はエアコンが大の苦手です。
寝ている間に寒くて目が覚めると、夫が設定温度を22度とかにしてるんです。そりゃないよと思って27度くらいに上げると、そのうち夫が起きてまた22度に下げる。リモコンのピッピッて音もうるさいし、何より夫が暑いってボヤいたり舌打ちしたりするのが本当にイラつく 』(30代女性/結婚歴7年)
『今のエアコンって風が直接体に当たらないモードもあるのに、それを使ってくれない。強風がガンガンあたってないとイヤなんだそうです。おかげで朝起きたときは喉がガラガラ。必ず夏風邪をひきます。そんなに暑いなら少しは痩せたらいいのに……』(30代女性/結婚歴15年)
温度や運転モードなどをめぐってのトラブルは数多く聞かれましたが、中にはこんな声も。
『エアコンをつけ始める時期が異常です。
5月の連休明けには夫が冷房を入れます 。ちなみに暖房は3月末くらいまでダラダラつけてるから、わが家ではほとんど一年中エアコンがついてることになる。おかげで電気代がバカになりません。その分ちゃんと稼いできて!』(20代女性/結婚歴4年)
男性側からの意見もありました。
『一日仕事して、クタクタになって帰ってきて、やっと寝られると思ったときに寝室がモワーっと暑い。寝苦しくて睡眠不足になり、翌日の仕事に支障が出るので困っている 。もう少し気を遣ってほしい』(40代男性/結婚歴10年)
仕事にまで差し支えがあるとなると、放っておくことはできませんね。
●トラブルの原因は、男女の体の違いにあった!
このように、もはや夏の風物詩ともいえる夫婦間のエアコン戦争。
一般的に男性は暑がりで、女性は寒がりであるという傾向があるようです。
一説によると男女間の体感温度は3〜5度も差があるとのこと。