脱・鬼ママ! “アンガーマネジメント”で子どもへの怒りを抑える方法
【ママからのご相談】
イヤイヤ期の2歳男の子のママです。最近、ささいなことですぐに頭にきて、子どもを叱ってばかりいます。
主人や実母などにも「最近どうしたの?」と心配されるほどです。自分でも気をつけたいと思っているのに、 どうしても怒ってしまうので嫌になります。
●A. アンガーマネジメントで上手に自分の気持ちをコントロールできますよ。
ご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。
いけないと分かっているのに、ついイライラして子どもを叱ってしまうこと……ありますよね。
子育て中のママのこのお悩みに、「あるある」と頷く方はきっと大勢いらっしゃることでしょう。
私の周りの子育てママたちに、「子どもを叱ってしまいそうなとき、何か怒りを鎮める方法を試したことがあるか?」 という質問をしてみました。
●子どもを叱ってしまいそうなときに怒りを鎮める方法
『大きい声を出す前に深呼吸する。子どもが兄弟喧嘩を始めたら、怒る前に意識して深呼吸してみることに。夏休みに毎日怒鳴っていたら、さすがに自分でも嫌になってきて、自己流だがこの方法を試すようになった。多少気持ちが落ち着くかな』(小学3年と小学1年の兄弟のママ)
『“怒鳴らない”と書いた紙を冷蔵庫に貼って、日に何度か見ては気をつけるようにしている。祖父母の家の中で“鍵を忘れない”や“薬を飲む”など書いて貼ってあるのを見て思いついた。変なやり方かもしれないが、私は結構効果を実感している』(6歳と2歳の兄妹のママ)
『自分でもどうにも怒りを鎮められなくて、アンガーマネジメントの本を読んだ。
怒りすぎだと自覚していたから、素直に書いてあることを試すように心掛けている。まだ効果を感じるまでうまくいっていないが、日々気をつけているつもり』(小学1年と3歳の兄弟のママ)
このインタビューで、皆さんが試行錯誤しながらうまく自分の怒りをコントロールしようと心掛けているのがよくわかりました。
今回は3人目の方のお話の中に出てきた、“アンガーマネジメント” というキーワードに注目してみたいと思います。
『読売家庭版』にもこのアンガーマネジメントについての記事が掲載されていましたので、引用しながらご紹介したいと思います。●アンガーマネジメント(怒りを制御する方法)
●自分の“許容ゾーン”を広げる
日本アンガーマネジメント協会代表理事、安藤俊介さんの見解によると、
**********
『人が怒りを覚えるのは、自分が「~するべき」