奇名扱いはヤメて! マイルドなDQNネームを付けたママたちの本音4つ
こんにちは、マイルドDQNネーム肯定派ライターの木村華子です。
DQNネームといえば、当て字や珍しい漢字を使用するなど常識から大きく外れた個性的な名前 を指すネットスラング。
ソフトに「キラキラネーム 」と表現されることもありますね。
有名な例を挙げれば、『光宙(ぴかちゅう)』ちゃん、『黄熊(ぷう)』ちゃん、『戦争(せんそう)』ちゃんなどがDQNネームに含まれます。
長らくDQNネームは、子どもの名付けとして相応しくないとバッシングを浴び続けてきました。
たしかに、これから人生を歩み始める我が子へのファーストプレゼントが「戦争ちゃん」という名付けであったなら、その行為は世間から叩かれて当然の狼藉(ろうぜき)だと言えるでしょう。
DQNネームという言葉が誕生した十数年前、そこにノミネートされる名付けには「コレはヤバい 」と誰しもが感じるようなインパクトがありました。
だからこそ、アンチDQNネーム派の声は、多くのネット民からの賛同を得ることに成功したのです。
しかし……現在DQNネーム判定を受ける名前の範囲は大変広く、定義がとてもあやふやなものになっています。
・陽翔(はるとなど)
・心桜(こはる、こころなど)
・結愛(ゆあ、ゆな、ゆめなど)
・陽菜(ひな、ひなた、はななど)
上に挙げたものは昨今人気の高い名付けの一例で、子育て世代ど真ん中である私にとっては日常的に出会うありふれた名前だと言うこともできます。
これらの名前を、DQNネームだと思うでしょうか?
実はこんな名前でさえ、ネットで調べてみると、「DQNだ!」と蔑む声がいくつも存在しているのです。
「イヤイヤイヤ!陽翔クンと戦争チャンを同列に並べるの!?」そう感じませんか……?
当て字になってはいるものの、DQNと呼ぶには程遠い……そんな少しだけキラキラしたマイルドなDQNネームを持つ子どもは、もはや珍しい存在ではありません。
そして名付けた親もDQNではなく、真っ当な大人が大多数になろうとしているのです。
今回は、そんなマイルドDQNな名付けをした4人のママたちに、近年のDQNネーム判定の甘さ問題 について伺ってきました。
●マイルドなDQNネームを付けた現役ママによる“近年のDQNネーム判定の甘さ問題”
●(1)後々、当て字が発覚したけど……
『娘には、出産当時人気の高かった名前 を付けた。