非正規でアラフォー! “幼いおばさん”な独身の姉への正しい接し方3つ
●幼いおばさんへの接し方3つ
●(1)明日できそうな具体的な行動をアドバイス
幼い方の特徴として、先々のことを考えられないというのがあります。子どもは10年後を予想して計画しないでしょう。
今のお姉さんには、「結婚しろ」「就職しろ」とハードルの高すぎることを言うのではなく、明日1日あればできるような具体的な行動 を促してみてください。
「学生時代から着ている服を捨てて」「お化粧を習って年相応のメイクをしよう」「職安に行って履歴書と職務経歴書を添削してもらって」など。
「結婚しろ」「就職しろ」は、心を閉ざすだけでけっして届きません。
●(2)過程を褒める
お姉さんは努力をしていないと思いますか?多分、お姉さんなりにしているんです。
大人の社会では結果重視ですよね。結果の出ていない頑張りを認めろと言われても甘えでしょう。
ところが、幼い人は、「こんなに頑張ったんだから褒めて。結婚しているかしていないか、正規雇用か非正規雇用かだけで人を判断するなんて」と過程を見て欲しがります 。
非常にバカバカしいかもしれませんが、もしあなたの助言を聞いて1歩行動したら、就職や結婚にはまだまだ程遠いとしてもそこは褒めてあげてください。
●(3)感謝を期待せず、こまめに確認
幼い方はやってもらうことが当たり前になっております。「アドバイスをしてもらった」「心配してくれた」とは考えないでしょう。
周りへの要求が高いので、「やってもらえなかった」「やってくれなかった」とばかり考えがち。
相手からの感謝は期待せず、こまめに確認してください。人並みの行動力があるならば、30代で独身・非正規雇用ということはないのです。
忍耐は必要 。
または極力関わらず、存在を忘れてしまうのはどうでしょうか?しょせん他人ですし、相談者様はその自分の人生を楽しんでいいのでは。もちろん、最悪のパターンだけ想定して。
●幼いおばさんが変わらなかった場合の最悪なパターン
甘ったれたお姉さんもご両親も年をとります。その後、どうなるのか?今日、明日は何とかなるけれど、将来はご両親が亡くなった後、社会との絆がない方は孤独死 でしょう。
田口ランディという作家のデビュー作『コンセント』は相談者様と同じようなお兄さんが孤独死をして連絡が来るという話でした。ちなみに、マンションで孤独死をした場合は、特殊な清掃担当の業者に依頼して、室内クリーニングを行います。