ホントにうるさいの? 保育園や学校の近くに住む人たちの本音7つ
●路駐にポイ捨て! マナーの悪さも迷惑要素
気になるのは騒音だけではありません。多くの近隣住民たちが語ったのは、マナーの悪さの問題でした。
『向かいに新設の保育園ができましたが、送迎時のマナーが悪すぎます 。わが家のほうまで無断駐輪のママチャリがビッシリで、とてもじゃないけど歩けません。車で来ている人の路上駐車や一通無視も日常茶飯事です。子どものことならまだ許せますが、こういった親たちの態度には腹が立ちますね』(50代男性/会社員/中学生の父)
『路上にお菓子のゴミをポイ捨てする親子がいる 。いちど園に苦情を入れにいったら、「それはその親子に直接言ってください」だって。園の対応もどうかと思った』(30代女性/パート/子どもなし)
●いい関係を築いていくために必要なのは“コミュニケーション”
騒音やマナーをめぐって、トラブルになりがちな保育園・学校と近隣住民たち。
果たして、いい関係を築くことはできるのでしょうか。
インタビューを重ねていくと、こんな話を伺うことができました。
『1階部分が保育園の集合住宅に住んでいます。かつては住民と保育園はギクシャクしており、トラブルも頻発していました。でも、数年前に園長先生が、私たちと話をする場を設けてくださったんです 。
そこで細かく一日の時間割を教えてくれたり、園が取り組んでいる騒音対策について説明してくれたりしました。行事の前には全戸に手紙が入るようにもなり、私たちも気持ちが変わりましたね。今では住民全員で園の子どもたちを見守っているような思いで暮らしています』(40代女性/運輸業/中学生の母)
『近隣の高校。
授業や部活の声は響いてくるし、生徒のマナーもいいとはいえません。だけどそこの生徒さんたち、学校の周辺を毎朝ゴミ拾いしてまわっている んですよ。ガタイのいい丸刈りの男の子や、どう見てもギャルっぽい女の子たちが、ゴミ袋片手に「おはよーございまーす」「いってらっしゃーい」なんて言ってるのを見ると、悪いことばかりではないなぁという感じがします』(30代男性/会社員/3歳児の父)
園や学校と近隣住民が、いい形でコミュニケーションを取っていくこと。ここに、心地よく共存していくためのカギがあるのかもしれません。----------
いかがでしたか?
保育園、幼稚園、そして学校。これらは全て子どもたちにとって必要不可欠なものです。