体内時計をリセット! 子どもの生活リズムを朝型にシフトする方法5つ
【ママからのご相談】
幼稚園年長の息子のことで相談です。子どもが夏休み明けから朝起きられなくなり、幼稚園に遅刻してしまいます。
いつもの時間に起こしても、どうしてもスッキリ目が覚めずにグズグズとしてしまうのです。
就寝時間は夏休み前と同じ時刻にしているのですが、布団に入ってからもなかなか寝付くことができないでいることも悩みです。
朝起きないとついイライラしてきて子どもを叱ってしまうし、対策を立てて夏休み前の生活リズムを取り戻したいです。
●A. 親子で生活リズムを整える取り組みを!
ご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。
長い夏休みがようやく終わり、運動会を目前にひかえた幼稚園児を持つママの切実なお悩み、とても心配ですね。
文部科学省のホームページに子どもの生活リズム向上ハンドブック というものがあり、『生活リズムの確立と睡眠』という内容の詳しいデータが紹介されています。
これを参考にしながら、幼稚園児バージョンの“親子でできる取り組み5つ”をご紹介していきたいと思います。
●子どもの生活リズムを朝型にする取り組み5つ
●(1)朝は日光を浴びて目覚めるようにする
体内時計をリセットできる効果が期待できるのが、“朝、日光を浴びる”ということ。
これはよく知られている知識ですから、これをお読みになっているママたちもきっと聞いたことがあると思います。
では、幼稚園児が朝に“日光を浴びる”という項目を増やすにはどうしたらよいでしょうか。
まずは、夜のうちから寝室のカーテンを開けておきましょう 。段々と周囲が明るくなることで自然と目が覚めるように促します。
起きたら一緒に新聞を取りに行くとか、ゴミ捨てなどに誘って外に出るなど、簡単な日課を設けるのもいい方法です。
●(2)日中は積極的に体を動かして、夜は静かに過ごす
体内に、“昼”と“夜”の区別 をはっきり覚えさせることが重要であるようです。
もし、幼稚園から帰宅後も家で元気過ぎるほどに走り回っているようなお子さんでしたら、公園などでもう少し体を動かす必要があるかもしれませんね。
ママは夕方からはとても忙しいものですから、幼稚園帰りのほんの少しの時間でもいいのです。昼間に体を動かしたら、夕方以降の時間はなるべくゆったりと静かに過ごすといいと思います。
●(3)食事の時間は早めが吉
就寝時に胃や腸が活発に動いていない状態であるといいそうです。