水の温度がカギ! 新米を一層おいしく炊くポイント3つ
こんにちは。運動会にハロウィン、10月はイベント目白押しで早くもバテ気味のフリーママライター、横山かおりです。
秋はイベントが多い季節ですが、新米の季節でもあります。
そもそも新米とは、11月1日から翌年の10月31日までに収穫され、収穫した年の12月31日までに精白や袋詰めされたお米のこと。
今回は“お米マイスター”の資格を持つ30代ママに、新米をもっとおいしく炊くためのポイント を聞いてきましたのでご紹介します。
●(1)最初に洗米する水にこだわる
お米マイスターの資格を持つママによると、水にとてもこだわっているとのこと。たとえばどういうところでしょうか?
『お米は研いでいる経過で、炊くために必要な水分を、浸水の水と同じくらい吸収します。浸水のときだけおいしい水にするのではなく、研いでいるときから水にこだわりたいところ。
ミネラルウォーターの場合、すべての研ぎで使うと膨大な水の消費量になってしまうので、最初の洗米の水を変えてみるといいでしょう。お米が一番水を吸収する瞬間です。また、研ぐときは手でぎゅっと押すとお米が割れてしまうので、サッとかき回す程度で十分です』
おいしいお米を炊くときは水にこだわるのがポイント。
もちろん水道水でもいいですし、ミネラルウォーターでもOK。ただ、ミネラルウォーターの場合は軟水を使用する ようにしましょう。
●(2)水の温度と量を調節する
水の質にだけこだわればいいのかというと、それも違うようです。
『新米はとてもみずみずしくやわらかいもの。普通のお米に比べて、少し水の量を減らしてみるとやわらかくなりすぎずに炊きあがります。
また、水の温度を低くする と甘く弾力のあるお米に。料亭などでは浸水したお米を冷蔵庫に入れたり、時間がないときは氷を入れたりして炊く場合も。簡単なのでぜひ試してみてください』
これは明日からでも試せる簡単ポイントです。
まだ新米がない場合でも、水の温度に注意してみるとおいしく炊きあがるかもしれませんよ。
●(3)炊きあがりにも注意
「ピー、ピー」「よし、ごはんが炊けたからOK!」ではありません。炊けてからもポイントがあるようですよ。
『炊飯器の場合、ごはんが炊きあがったらすぐにほぐし、余分な水分を飛ばします。しゃもじを立てて全体が空気に触れるようにやさしくほぐします。
よく「炊けたら少し蒸らす」