必ず参加して決めて! 保育園の見学・説明会でチェックすべきポイント
見学・説明会は平日に行われることが多いので、参加は難しく面倒に思われるかもしれません。
けれど、子どもの安全にもかかわる大切なことです。ママかパパのどちらかは、必ず都合をつけて行けるようにしたいです。
●見学・説明会でチェックしたいポイントとは?
『保育園を考える親の会』のホームページによると、確認のポイントは以下だそうです。
【職員体制】
・年齢ごとの配置人数
・有資格者の割合
・経験豊富なスタッフの存在
・資格のある看護師さんが常駐かどうか
【保育の様子】
・子どもとの関わり方が応答的か、笑顔でいるか
・子どもたちに笑顔はあるか
・昼寝時の対策はどうか(うつぶせ寝はしていないか、呼吸チェックはしているか)
【食事】
・離乳食の進め方はどうか
・栄養バランスに配慮された献立になっているか
・アレルギー対応はどうなっているか
・食材について気をつけていることはあるか
【施設設備の様子】
・赤ちゃんの部屋と幼児の部屋はしっかり分かれているか
・部屋が狭すぎないか
・部屋の風通しや日当たりはどうか
・安全対策はしてあるか
・衛生管理は行き届いているか
・おもちゃ、絵本、遊び場(園庭)の管理はどうなっているか
【保護者への対応】
・連絡帳があり、子どもの様子を知らせてくれるか
・子どもの安全性を第一にしているかどうか
・親が働くことへの理解はあるか
【その他】
・園の雰囲気はどうか
・行事はどうなっているか
・緊急時の対応はどうなっているか、避難経路は確保されているか
こちらのページでは、他にも複数のポイントが挙げられています。一度確認し、自分なりのリストを作成して臨む のがいいかもしれません。
●“質”の妥協はできない
保育園に通うというのは、毎日の生活の話ですから、「通いやすい場所にある」「預かってもらえる時間が希望にかなっている」などの条件もまた大切です。
けれど、それらの条件のために“質”を犠牲にすることはできません 。
子どもの命に関わる話で、取り返しややり直しができない事態に陥ってしまうリスクがあるからです。
そうした“質”の状態をチェックするためにも、保育園の見学や説明会はとても重要なもの。
“こっそり覗きに行く”のは、見学・説明会に行ってからでもできます。両方なさってみてはいかがでしょう?
後悔のない復職のためにも、チェックリストを用意して、準備万端で臨みましょう!
【参考リンク】
・保育園選びのチェックポイント | 保育園を考える親の会(http://www.eqg.org/oyanokai/hoikukiso_checkpoint.html)
●ライター/佐原チハル(フリーライター)
●モデル/倉本麻貴(和くん)