子育て情報『過剰反応はNG!? “お友達トラブル”で落ち込む子どもへの接し方』

2016年12月3日 20:00

過剰反応はNG!? “お友達トラブル”で落ち込む子どもへの接し方

過剰反応はNG!? “お友達トラブル”で落ち込む子どもへの接し方

【ママからのご相談】
小学校2年生の女の子がいます。クラスで意地悪な子がいて、娘にきつい言い方をしてくるそうです。娘は毎日その子がいるから学校が面白くない、とぼやいています。

私も、そんな意地悪な子がいるなんて!と怒り半分心配半分で落ち着きません。でも、わざわざ学校に言うのもモンペっぽいし……。こういうときってどうすればいいでしょうか。

●A. まずは気持ちに寄り添ってあげること。でも“大ごと”にするのはちょっと待って

こんにちは。
ライターのakiです。

子どものお友達関係は、成長するにつれてややこしく複雑になっていきます。大人でさえ未だにそうなのですから当然ですよね。

相談主さんのように、お子さんをご心配なさるのももっともなのですが、これから先も小さなお友達トラブルはたくさんやってきます。

病院へ行くほどのケガをしていたり、お子さんが登校拒否になったりするレベルであれば別ですが、それ以前のものであれば「たかがケンカ」と乗り越えていくことも必要なのです。

そのため、今回の問題も軽視はせずとも大ごとにもしない。それがいいと思います。では、母親はどのような対応をとればいいのでしょうか?

子どものマイナーお友達トラブルの際のお母様の対応テクニックを紹介したいと思います。


●話を具体的に聞いて共感してあげる

まずは、じっくり話を聞いてあげましょう。たとえば、子どもが「○○ちゃんがいきなりぶってきた」と言ってきたら、以下の手順で話を聞きましょう。

(1)繰り返す:「○○ちゃんがいきなりぶってきたのね」
(2)言い換える:「○○ちゃんが突然叩いてきたのね」
(3)共感する:「痛かったね、かわいそうに」

この(1)〜(3)の聞き方を、『カウンセリングマインド 』と言います。こうすることで、子どもは気持ちを落ち着けることができます。

子どもは別に相手に文句を言ったり、母親が学校に言いつけて事を大きくするのを望んでいるわけではありません。

大好きなお母さんに話を聞いてわかってもらえればそれでいい のです。それだけで安心するのです。

●“オロオロお母さん”ではなく“ニコニコお母さん”になる

子どもが意地悪されていると聞くと、親も当然心配になります。
でも、共感してあげるときに悲壮なムードになって「つらいね……なんで意地悪されちゃうんだろうね」などと言って一緒にジメジメしていては親子ともに気が滅入るだけです。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.