子育て情報『世間では賛否両論? 子どもを0歳から保育園に入れるメリット5つ』

世間では賛否両論? 子どもを0歳から保育園に入れるメリット5つ

一日のリズムの基礎となってくれる 保育園の存在はUさんにとっては救世主だったようです。

●(4)子どもとの時間を有意義に過ごせる

前述の、習い事のために0歳児の子どもを保育園に通わせているNさんは、こんなことも話してくれました。

『自分の都合で保育園に入れたことで罪悪感も持つけれど、だからこそ、子どもと一緒に過ごす時間を大事にできていると思う』そうです。

24時間育児に取り組んでいると、子どもと一緒に過ごせる時間のありがたみや幸せ を実感するチャンスはあまりないのかも。

確かに、“離れて初めてわかる”こともあるのでしょう。

●(5)入園しやすく慣れやすい

最後に、2歳の男の子を生後2か月から不定期で保育園に通わせているというIさんがあげたメリット。

それは、「入園の競争率が低い」ということと、「子どもが保育園に慣れやすい」ことでした。

保育園ごとに条件は違うでしょうが、確かに0歳からの入園希望者は2歳、3歳に比べると少数の傾向があります。


また、子どもが物心ついてからだとママと離れるのを嫌い、保育園に馴染めない例も確かに多いようです。

特に将来的に保育園に預ける必要がある家庭では、0歳児のうちから数時間や半日保育としてでも入園して籍を確保し、子どもを保育園慣れさせておく とスムーズかもしれません。

●まとめとして

ここでは主に親の都合とメリットをご紹介しましたが、0歳からの保育園通いは、子どもにもメリットを与える可能性があります。

たとえば、Uさんの娘さんは幼稚園でも小学校でも、常にクラスのまとめ役になるようなリーダーシップを持った子どもに育っているそうです。

『保育園で早いうちから自立を学んだからだと思う』とUさんは考えています。

核家族、それも一人っ子家庭では身に付きにくいとも言われる“社会性”が身につきやすいという意見も聞かれました。

0歳児保育を検討している方にとっては、心強いメリットの数々です。

ただ、育児方針は家庭ごとに異なります。
親も子どもも含めた各家庭にとってのメリットとデメリットをよく考慮した上で、0歳児の保育園入園を決めたいですね。●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
●モデル/杉村智子(まさとくん)
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