印象がガラリと変化!? リビングをすっきり空間に見せる片付けの秘訣2つ
新年明けましておめでとうございます。インテリアコーディネーター兼ママライターのあしださきです。
さて、新しい1年が始まりましたね。パピマミをご覧のパパ・ママさんたちに、楽しくて役に立つコラムをお届けできるように頑張りますので、2017年もどうぞよろしくお願いいたします!
わが家は年末の大掃除で家中がピカピカになって、気持ちの良い新年を迎えました。この時期はもしかしたら1年で一番家が片付いているかもしれません。
「この状態をいかにしてキープしていけるか」というのが毎年の課題なのですが、特に子どもと1日の大半を過ごすリビングはあっというまに物で溢れて雑多な感じになってしまうものです。
『アイリスオーヤマ株式会社』が行った「収納の悩みに関するアンケート」においても、「みんなが収納に困っている場所」第1位が「リビング」でした。
急な来客で慌てることなく、いつでも「どうぞ」と家にお招きできるように、リビングはすっきりと片付けておきたいですよね。
そのためにはいくつか片付けの“コツ” のようなものがあるのです。今回ご紹介する方法では、大掛かりな家具を買い足すことや、配置替えなどは一切不要。
“人が部屋に入ったときに注目するポイントを意識的に作ること”など、ちょっとした工夫をお教えいたします。このコツを実施していくと、自然とリビングがすっきりとした空間になります。
また、そのすっきりした状態を“苦労せず”維持していくこともポイントです。
●(1)「フォーカルポイント」を意識した片付け
インテリアの用語で「焦点」を表すのがこの「フォーカルポイント 」というもので、それを意識したお片付けをおすすめします。
具体的には、“部屋に入ったときに人が注目する場所を作ろう ”というのが1つ目のコツです。
人の視線を集めるものというと、例えば壁に掛けられた“絵”、観葉植物の鮮やかな“グリーン”などが挙げられます。
ドアを開けて入るリビングなら、そのドアの真正面の壁をフォーカルポイントにしてみましょう。
四角い部屋の角に入口がある場合は入口の対角線上のコーナーが目に入りやすいのでおすすめです。
フォーカルポイントは、人の視線を集めて意識的にそこにあるものを見せることでその部屋のイメージを強く印象付けることができるのが最大のメリットです。ですから、そこをすっきりさせるだけで(言い換えればそこだけすっきりお片付けしておけば)