子育て情報『窒息だけじゃない!? 寝相の悪い赤ちゃんに起こりうるリスク4つ』

窒息だけじゃない!? 寝相の悪い赤ちゃんに起こりうるリスク4つ

窒息だけじゃない!? 寝相の悪い赤ちゃんに起こりうるリスク4つ

こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。

赤ちゃんの寝相が悪いのは元気な証拠。確かにそうですが、この元気の良さが時にはケガなどのトラブルにつながってしまうことがあります。

具体的にはどんなトラブル例があるのか、どんな注意が必要なのか、ママたちの声をご紹介します。

●風邪や腹痛

寝相の悪さで最初に思いつくのが、毛布や布団を蹴飛ばしてしまうのが原因で、風邪を引きお腹をこわすことです。

赤ちゃんは暑がりで寒がりですが、それを上手に伝える術もなければ、自分で調節することもできません。今暑ければ毛布を蹴り飛ばすのが当たり前。

また、手足をバタバタ、覚えたばかりの寝がえりでゴロゴロするのも、大人目線では寝相の悪さに見えても、赤ちゃんにとって当たり前の寝姿。


なにも、毛布を蹴っ飛ばそうと思って蹴っているとは限らないのです。

自宅でママ友と一緒にプレーグループを開き、1歳半から3歳までの子ども10人前後を預かるというAさん(40代)は、『たくさん体を動かす元気な赤ちゃんには、毛布や布団ではなく、服の素材や厚さ、室温などで調整してあげるのがベスト よ』と教えてくれました。

●落下

生後3か月の娘がお昼寝中のソファから落下してびっくりしたという話を聞かせてくれたのは、30代のママRさん。

『寝ているときにも反射的に手足をバタバタさせることの多い子だったけど、まだ寝がえりもせず、おとなしく寝ているだけの月齢だし、幅の広いローソファーだからと油断していました』とのこと。

幸い、ローソファーだったこと、床にもマットが敷かれていたことから、大きなケガはなかったものの、頭にはしっかりと床でぶつけたたんこぶが残ったそうです。

赤ちゃんの成長は個人差もあり、「まだ動かないはず」とか「まだ寝がえりはうたないはず」ではなく、「万一」を考えて 安全な場所に寝かせておくべきですね。

●挟まれる

掴まり立ちができるようになり、目が離せなくなった生後10か月の男の子のママSさん(20代)は、唯一目を離しても安全なはずのベビーベッドでお昼寝していた息子の叫び声に駆けつけてびっくり。

『ベビーベッドの柱の間から足を突き出して挟まっていた』そうです。
Sさんが想像するには、活発に寝がえりをしているうちに、足がベビーベッドの柵の柱の間から外に突き出され、ぽっちゃりと太っていた太もも部分が挟まって身動きできなくなってしまったのだろうとのこと。

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