子育て情報『どのように勝つかが大事、勝利と育成を求める鹿島が「アントラーズらしさ」を発揮して優勝 ワールドチャレンジ最終日』

2020年12月31日 13:07

どのように勝つかが大事、勝利と育成を求める鹿島が「アントラーズらしさ」を発揮して優勝 ワールドチャレンジ最終日

後半6分にはオウンゴールで1点を献上しますが、終了間際に正木裕翔選手がドリブル突破から左足を振り抜き3点目。鹿島が3対1で勝利し、優勝を果たしました。

試合後、鹿島の橋野威監督の口から真っ先に出たのが「アントラーズらしさ」という言葉でした。

「アントラーズらしく、勝利のために戦うこと。日頃の練習でやってきたことの積み重ねで勝利を目指すことを、選手たちに求めました。アントラーズらしくセットプレーから得点を取ることができて、1点返されましたけど、追加点を取ることができて、選手たちはよく頑張ってくれたと思います」

橋野監督が言う「アントラーズらしさ」。それは「勝利から逆算してプレーすること」です。

「シンプルに、勝利から逆算したプレーを個人個人が判断していくことを意識しています。
ただし、我々がやっているのは育成なので、ただ勝つだけではなく"どのようにして勝つか"がすごく大事。勝利と育成の両方を求めていきたいです」

■同学年で成長遅めの選手たちにこの大会で体験させたかったこと

今回のチームには早生まれ(中学1年生)の選手が多く、小学6年生との混合チームでした。(レギュレーション上、2008年1月1日以降に生まれた選手は出場可能)。今年のジュニアは12人しかおらず、そのうちGKが2人。その編成で11人制の大会に出るのは厳しいので、ジュニアユースの選手に声をかけたそうです。

「中1の早生まれの選手は、自分たちの学年で見ると身体の成長が遅い方なので、緊張感のある試合で主力として出ることはあまりありません。キャプテンをやった選手も早生まれです。彼はものすごく上手なのですが、自分を表現する部分でもっと成長してほしいと思い、他に候補もいる中でキャプテンにしました。
この優勝が成功体験となり、自信になって変わってくれればいいなと思います」(橋野監督)
どのように勝つかが大事、勝利と育成を求める鹿島が「アントラーズらしさ」を発揮して優勝 ワールドチャレンジ最終日

鹿島アントラーズノルテジュニアの橋野監督も「参加することができてよかった」とコメント

今年のワールドチャレンジは夏に開催予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で年末に移行しました。コロナ禍で大会中止が相次ぐ中、開催されたことについては「こういう状況下で大会を開くのは難しかったと思うのですが、開催すると判断して頂いて、参加させてもらえたことは非常に良かったです」と話し、こう続けます。

「今年はコロナの影響で、毎年行われている11人制のリーグ戦が中止になりました。

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