動きの質が上がるとスピードがアップし、サッカーが上手くなる! 東京都の強豪ジュニアチームが挑むラダートレーニング
「最初の測定のとき、みんなは体が力んだり、足を踏み込む位置が体より前に出ていたり、腕を斜めに振る、もしくは振れていないことが原因で、自らブレーキをかけるように走っていました。これまで教えてきたポイントを意識することで、ブレーキがかからなくなり、スピードがアップします」
■守備の動きづくりにラダーは最適
JACPA U-10の選手たちは谷さんの話を聞きながら、集中力を切らさずにチャレンジしていきます。1時間もする頃には、姿勢、腕の振り、足の回転がみるみる良くなっていきました。
その後、守備の1対1時に必要な、下半身を半身にし、上半身を相手に正対させる動きなど、ラダーを使ってトレーニングしていきました。
最後にもう一度、20mと方向変換を測定したところ、スピードと動きの質に変化が見られました。谷さんは「動きの質が上がると、スピートも上がります。その結果、届かなかったボールに届くようになったりとプレーが変わります」と話し、次のようなメッセージを送っていました。
「動きの質が上がることで相手に追いついたり、ボールを奪えるようになると、サッカーがもっと楽しくなります。
一ヶ月後にまた来るので、それまでの間、トレーニングしておいてくださいね。新しい自分に出会えるように、頑張っていきましょう!」
この日から1ヶ月間、タニラダーの指導ライセンスを持つ鈴木コーチの指導の元、タニラダートレーニングを実施し、どれだけスピードが上がったかを測定します。子どもたちに、どんな変化が訪れるのでしょうか?その様子は1ヶ月後にレポートします!
サッカーの動きを改善する
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