子育て情報『気になるサッカーと勉強の両立。意味のある勉強の3つの仕方』

気になるサッカーと勉強の両立。意味のある勉強の3つの仕方

文武両道を目指して「スポーツを頑張る子どもたちのために」という想いを胸に、中高生の「自学力」を身につけるための学習サポートを行う「明誠塾アカトレ」。

サッカーを始め、スポーツを頑張る子どもたちの「学習サポート」をするために「アカトレ(アカデミックトレーニング)」を立ち上げたのが、現役阪大生の丹羽楓樹さんと植松耀平さんです。記事後編では、アカトレが大事にしている3つのことを通して、「意味のある勉強の仕方」を紹介します。(取材・文鈴木智之)

目次

・1つ目の「勉強は時間ではなく回数」
・2つ目の「何のために、この勉強をするのかを考えること」
・3つ目のポイントは「目標からの逆算」
・勉強が好きになるきっかけづくり


気になるサッカーと勉強の両立。意味のある勉強の3つの仕方

アカトレを運営する塾長の丹羽さん、代表の植松さんは高校時代まで陸上、野球と多くの時間をスポーツに注いできました。

そんな中で植松さんは現役で、丹羽さんは1浪して大阪大学に進学したのは、前回の記事で紹介したとおりです。

アカトレを運営しながら、大阪大学で勉強を続ける二人が大切にしていること。それが「勉強は時間ではなく回数」「何のためにこの勉強をするのかを考える」「目標から逆算する力」の3つです。

これはスポーツにも通じるところがあり、サッカーをする子どもたちにも、受け入れやすい考え方なのではないでしょうか。


■1つ目の「勉強は時間ではなく回数」

気になるサッカーと勉強の両立。意味のある勉強の3つの仕方

丹羽さんは次のように説明します。
「アカトレでは『1日25分学習』を推奨しています。時間ではなく回数。これが代表の植松が作った考え方です。なので、週に1回4時間勉強をしても、僕たちは良しとしません。それよりも1日25分の勉強を毎日する。サッカーの練習が忙しくても、1日に25分なら時間は取れると思います」

アカトレはオンライン形式なので、場所にとらわれずに勉強することができます。


気になるサッカーと勉強の両立。意味のある勉強の3つの仕方


「練習前後の車や電車の中でもいいですし、寝る前にベッドに寝転びながら、僕たちが作った『A-TUBE』の動画を見てモチベーションを高めたり、単語帳を見るのも勉強です。何でもいいので、とにかく毎日25分やってみようというところからスタートしています」

■2つ目の「何のために、この勉強をするのかを考えること」

気になるサッカーと勉強の両立。意味のある勉強の3つの仕方
いわゆる目的意識です。勉強もスポーツも、ただ漠然と与えられたことをこなしていても力はつきません。

「アカトレは高校入試や大学受験を目的とするのではなく、自ら学ぶ力(自学力)を育んでほしいと思っています。たとえばサッカーの強豪校に進学したとして、毎日2時間の勉強時間を作るのは難しいでしょう。

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