「小学生の頃は、相手よりも上手くなって、試合に勝とうとすることが大事」内野智章×菊池健太対談
その子の、最初のコーチになるわけですから。憧れのコーチでありたいですよね。
内野:絶対にそうです。いつまでサッカーをするかは、小学生時代の指導者との出会いで決まるんじゃないですか。7割ぐらいは、選手のサッカー人生が決まるんじゃないかなと思いますけどね。
菊池:「好き」は入り口の大事な部分ですもんね。
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■相手よりも上手くなって、試合に勝とう
内野:僕は小学3年のときにサッカークラブに入ったんですけど、試合がなさすぎて、1年ぐらい、練習に行きませんでした。楽しくなかったから。
代わりに、親父と釣りに行っていました。サッカーが楽しかったら、好きになってずっとやるじゃないですか。
菊池:そう思います。どうなると楽しいのかと言うと、技術があったら楽しいし、自分の思う通りプレーできたら楽しいし、活躍できたら楽しいし、もっと上手くなりたいと思う。このサイクルに乗せるのが大事ですよね。
内野:そのとおりで、試合に勝つためには判断とかももちろん大事ですし、メンタルも大事ですけど、小学生のときは「技術的に上手くなって、試合で活躍する」という感覚が大事だと思います。小学生の頃は「相手よりも上手くなって、試合に勝とう」という感覚がないといけない。
菊池:そうですよね。
今回は貴重なお話、ありがとうございました。ウチノメソッドも楽しみにしています。
内野:ありがとうございました。お互い、頑張りましょうね。
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