【レポート】サッカーノートの書き方講座 開発者の藤代さんから直接指導を受けた子どもたちの反応
先日、サカイクに賛同して活動している大東ジュニアフットボールクラブ(以下、大東JFC/島根県)が、「池上カップ」を開催しました。
その前日に、サカイクサッカーノートの開発者であるしつもんメンタルトレーナーの藤代圭一さんをゲストに迎え、サカイクサッカーノートの書き方講座を行いました。
講座には、大東JFC以外にも池上カップに参加する出雲南FC、FCドミーニ、赤名FC、四絡FCの選手80名弱が参加しました。
それを受けて池上カップ後に書いた内容に変化が現れたのか、チームの代表である横山武志さんと選手たち、藤代さんに聞いてみました。
イベント前日のセミナーには大東JFC以外の選手たちも参加総勢80名が受講した
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■書いた方が良いのは分かるけど、何を書いていいか分からない
今回の書き方講座を行ったきっかけは、昨年FCドミーニが開催した池上カップで横山さんがサカイクスタッフにドミーニの選手がサッカーノートを見てもらっている光景を目にしたことでした。
「サッカーノートって、書いた方がいいよとみんな言うけど、書き方とか教えてないし、実際何を書いていいかわかんないわけですよ。だから、今回のイベントに来ていただいて直接子どもたちに話してもらえたらと思って」
ということでオファーをして実現したとのこと。
「藤代さんのセミナーを受けて、1行でもいいから『なんかこれ昨日教えてもらったな』ってことが書けたらOKなんです。それがノートを書く習慣になったりとか、サッカーノートの一歩目になってくれたら十分」と横山さんは語りました。
■子どもたちが本音を出せる環境を大人が作る
前日のセミナーで学んだことを実践してきた大東JFCの選手たち
今回子どもたちに直接接してサッカーノートの書き方を伝えた藤代さん。
「書いている量じゃなくて、頭の中にあることがノートに表現できているかで見るんです。そういった点では、対面の方が対話しながらその子を理解できるという利点を感じますね」と感想を語ってくれました。
一人ひとりを知ることで、その子が何を大切にしているかが分かり、プレー中の考えなども理解できるようになります。
中には自分の本音を書くのが恥ずかしくて、本当は「プロになりたい」と思っているのに隠す子もいます。
藤代さんはそういった子どもたちの心情にも理解を示しながら、「自分の夢を誰かからそんなの無理なんて言われる筋合いはないし、何も恥ずかしがる必要もない」