ワーチャレ準優勝。大会を通じて柏レイソルU-12が見せた攻撃的スタイルの本質
これは、今後彼らがサッカー選手として生きていく上で、非常に重要なことだと思います。
今大会は普段の8人制から11人制に移行したことで、繋がる選手が増えたり、ピッチの大きさが広くなりました。彼らは将来、11人制でサッカーをしていくので、この段階で得たものを大切にしてほしいです。12月までは8人制が続きますが、この大会で感じたことを、個人個人に合わせてアプローチし、彼らの成長に活かしていけたらと思っています。
■後半は自分たちのペースでボールを握れた
試合後、選手たちに話を聞きました。
インタビューを受けてくれたのは奥村翔依くん(4番)、井出翼くん(10番)。
4番奥村翔依くん写真:新井賢一
4番奥村翔依くん
――決勝戦の感想を聞かせてください。
2位という悔しい結果になってしまいました。
自分たちの入りが悪くて、そこから流れも悪くなりましたが、後半は自分たちのペースでボールを握れていたので、そこは今後に繋がるかなと思います。
――普段、どんなことを心がけてプレーしていますか?
自分はバックなので、プレッシャーがかかる中でも、丁寧にプレーすることと、チームを引っ張っていくことを意識しています。
――自分の特徴や得意なプレーは何ですか?
対人や空中戦の対応です。
――将来の夢を教えてください。
プロサッカー選手になって、日本代表で活躍できるようになりたいです。
■みんなで努力して、次の大会に生かしたい
10番井出翼くん写真:新井賢一
10番井出翼くん
――決勝戦の感想を聞かせてください。
前半の入りでセカンドボールなどが拾えず、気持ちから負けていました。それが試合の結果に出たと思います。
後半は押していましたが、決めきれないところが今後の課題です。みんなで努力して、次の大会やこれからに生かしていきたいです。
――準決勝では2点決めて、2つとも素晴らしいゴールでした。
1点目は仲間から良いボールが来たので、コースを狙ってシュートを打つだけでした。2点目は、誰かが相手を引きつけてくれたのか、ドリブルのコースが空いたので、そこに入っていきました。シュートコースが見えたので、打ったら入りました。
――テクニシャンですが、どのようなことを考えてプレーしていますか?
目指しているのはゴールなので、常にゴールを見ながらプレーしています。ゴールの素振りを見せると、相手を引きつけることができて、仲間が空いたり、相手が来なかったらシュートを打ったりします。