子育て情報『フィジカルに技術で対抗 西宮SSが大事にする「ボールの置き場所」と「足が地面に埋まらない」こと』

フィジカルに技術で対抗 西宮SSが大事にする「ボールの置き場所」と「足が地面に埋まらない」こと

――まさにOBの堂安律選手がそれを体現していますね。

そうですね。うちから、毎年プロ選手や代表クラスの選手が出てきています。エゼモクェ・チメヅェ海(セレッソ大阪西/U-15日本代表)やヴィッセル神戸の瀬口大翔(U-16日本代表)、ガンバ大阪の長田叶羽(U-17日本代表)など、何人かいます。

フィジカルに技術で対抗 西宮SSが大事にする「ボールの置き場所」と「足が地面に埋まらない」こと


■「テクダマ」は反応のトレーニングになる

フィジカルに技術で対抗 西宮SSが大事にする「ボールの置き場所」と「足が地面に埋まらない」こと

西宮SSでは細かいステップとタッチで「足が埋まらない」トレーニングをしているそう写真:新井賢一

――西宮SSは『テクダマ』をトレーニングに取り入れていますが、使ってみて、どのような感想をお持ちですか?

思いもしないところにボールが動くので、反応のトレーニングになりますよね。足が出るというか、足が固まらない。うちは細かいステップとタッチで、足が埋まらないようにするトレーニングをしています。基本、ボールを失うのって、足が地面に埋まったときなんで。それと足が広がったとき、ボールが内側に入ったとき。そのために、なるべく細かいタッチとステップをして、足が埋まらないように練習しています。

■みんなで全力を尽くせた

試合後、選手たちに話を聞きました。

インタビューを受けてくれたのは足立旬翼くん(6番)、鈴木悠太くん(7番)、山中蓮くん(25番)。


フィジカルに技術で対抗 西宮SSが大事にする「ボールの置き場所」と「足が地面に埋まらない」こと

インタビューに答えてくれた選手たち(C)新井賢一

6番足立旬翼くん

――試合の感想をお願いします。

2点決められて、厳しい試合になったけど、最後はみんなで点を取りに行って、全力を尽くせたのでよかったです。

――得意なプレーと、今日の試合で通用したと思うところを教えてください。

得意なプレーは、裏へのスルーパスです。通用したと思うプレーは、ワンタッチプレーやドリブルです。

――将来の夢を教えてください。日本代表に入って、遠藤航選手みたいになりたいです。

■ヒールリフトとかいろいろな技をした

7番鈴木悠太くん

――試合の感想をお願いします。


前半に1点決められて、厳しい状況になって、後半にもう1点決められたけど、飲水タイムが終わってから、みんながちょっとずつ自分の力を出し始めて、最後はいい試合になったと思います。

――得意なプレーと、今日の試合で通用したと思うところを教えてください。

得意なプレーはスピードに乗ったドリブルです。相手が疲れてきたときに、自分の得意なドリブルをして、ヒールリフトとかいろいろな技をしたのですが、通用したと思います。

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