FCバルセロナと対戦したFC BASARA HYOGOが感じた、世界レベルの状況判断力
例えば、相手の脇でボールを受けられるシーンでも、萎縮してしまいました。
現在の実力としては仕方ないですが、本来はもっと思い切ってプレーして終わりたかったです。ここで感じたことに感謝し、次に活かすしかないですよね。バルセロナの選手たちでも、プロになれる選手は多くないでしょう。そういった現実も伝えられる、良い機会だと思います。
――今回のメンバーは一期生だと聞きました。
この子たちは小学4年生の時から見ていて、今年で3年目になります。ジュニアチームを立ち上げたばかりなので、体格が大きくて速いなど、わかりやすい特徴を持つ選手はいませんが、チームとして踏ん張って戦う部分や、アグレッシブなプレースタイルを大切にしています。
■この大会に感謝
(C)新井賢一
――海外のクラブと試合をした経験はあるのでしょうか?
バサラはドイツにもクラブを持っているのと、ジュニアユースがマジョルカカップに参加を計画するなど、海外を意識したクラブではあります。ただ、コロナもあって海外遠征になかなか行けず......。 バルサだけでなく、ワーチャレで試合をしたミャンマーのチームもそうですが、海外のチームと試合をして、たくさん良いものを得たので、やっぱり海外は行きたいなって思います。
――ワーチャレでの経験を、今後に活かすイメージがありましたら、教えてください。
このステージに来られたのは、一期生の彼らのおかげです。様々な人のサポートと運も含めて、ここまで来ることができました。しかし、これまで全力を出し切れていると思っていたのが、まだまだだということがわかりました。もっともっと全力を出し切らないと勝てないということを、大会を通じて感じました。
指導者としても、多くの経験をすることができました。この大会に感謝していますし、世界を意識しながら、雑草魂で頑張りたいです。ワールドチャレンジ2024の結果はこちら>>