子育て情報『強豪中学で寮生活の息子がサッカーやめたいと言い出したが、続けて欲しいです問題』

強豪中学で寮生活の息子がサッカーやめたいと言い出したが、続けて欲しいです問題

それらすべてにおいて、過去にはさまざまな事件が起きています。

■14歳はこころも揺れ動く時期、我が子のことを慎重に考えてあげて

まさかそんなことがあるわけはない――問題が顕在化すると大人はみんなそう言います。どうか慎重に考えてあげてください。14歳という年齢は第二次性徴期。男女ともに体が大きく変化しますが、こころも揺れ動く時期です。個人差はあるものの、子ども自身も自分の感情や思考をコントロールしづらくなります。 

このため、多くの子どもが、学校や部活動など家を出た場所では自分をコントロールして社会性を保っています。

そのストレスを吐き出せる場所が実は家庭なのです。
家に帰れば、わけもなく不機嫌でいられます。両親には遠慮せず素の自分をぶつけられる。不愉快な顔をしようが、無視しようが「はいはい、思春期なんだよね」と受け流してもらえるからです。

■寮生活だとストレスの捌け口がないかも

しかしながら、寮生活を送る息子さんはそのような捌け口がありません。仲間同士のたわいない時間でストレス発散が出来ていればいいのですが、そういった部分について話を聞いたことはありますか。

もしも寮や学校などでも先輩や顧問に気を遣ったりして、気が休まらないような環境にあるのならば、そういったこともサッカーに前向きになれないことに影響を及ぼしているかもしれません。

話を聴く際は、本人を責めるような雰囲気や口調ではなく「あなたの気持ちが知りたいんだよ」と伝えたうえで彼の言葉に耳を傾けてください。


■わが子だからすべて理解できているわけではない、「言いたくない」という気持ちも尊重して

強豪中学で寮生活の息子がサッカーやめたいと言い出したが、続けて欲しいです問題

(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)

もうひとつ。私の子どもはすでに成人し、時折思春期の頃の話になります。すると「あのとき、こう思ってたんだよ」と聞くことがあります。私や夫が想像しなかった事実に驚きます。したがって、わが子だから「きっとこう考えているんだろう」とか「こうに違いない」とわかったつもりになってはいけません。

もしかしたら、何か被害を受けているとかではなく今は単に言いたくない場合もあるでしょう。そんなときは「言いたくない」という意思を尊重しましょう。

「いいよ。
信じるよ」と言ってあげてください。親は子どもの安全基地でなくてはいけません。何でも言える心理的安全性を保障してあげましょう。

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