「置き勉」に7割以上の親が賛成?重すぎるランドセルのデメリットとは
といった不安を感じる声も挙がり、その対策として、鍵付きロッカーの設置などが挙がっています。
■ 「置き勉」のメリットとは?
7割の親が賛成する”置き勉”。
「置き勉のメリットは何か?」という質問の約9割が”身体的負担の軽減”と回答しています。
ランドセルの重さは約900g~1500g。
特に小学一年生は、ランドセルが空っぽの状態でも”重い”と感じるのに、これに荷物を詰め込むとなると身体への負担は確かに心配になります。
かえる / PIXTA(ピクスタ)
身体への負担だけでなく、重すぎる荷物によって「学校へ行きたくない」とか、学校嫌いになるケースも。
最近は、通学路の不審者情報も多いため、”身軽”である方が、子どもは安全と親たちは考えています。
■ 「置き勉」による家庭学習への不安とは?
置き勉が定着するとすれば、それによる弊害はあるのでしょうか?
半数以上が学習不安を感じないとしながらも、「置き勉をすることで家庭学習へ不安を感じる」と回答した人は22%にのぼります。
確かに、”これは置いていく、これは持って帰る”と置き勉を子ども自身の判断にゆだねるとなると、子どもが必要な教材を持ち帰るのを忘れてしまい、宿題がおろそかになってしまうかもしれません。
文科省が置き勉を認める方針を固めていくのであれば、今後、置き勉について、”学校”と”家庭(親)”の連携も更に密なものにならなければ、家庭学習や学力に差が出てくることも懸念されるのではないでしょうか。
いかがでしたか。
重すぎるものを日常的に運ぶことは、身長に影響すると言われておりますし、荷物のせいで、肩や腰を痛めて子どもの活動に支障が出てしまうことは、本末転倒な気がします。”置き勉”容認について、早急に検討してほしいと感じます。
【参考】
※ドリームエリア、子どもの「置き勉」に関するアンケート調査結果公開。「置き勉に賛成」の保護者が71%
※子どものためのランドセル選びガイド
※重たい物を運んでいると-整形外科 病気のQ&A | 竜操整形外科
「もう一生学校行かない!」バス通学でこだわり発動?小5自閉症息子が怒った理由は…【読者体験談】