「自然災害」について知りたいことや今話題の「自然災害」についての記事をチェック! (1/9)
近年、地震や津波、豪雨など、自然災害が相次いでいる中、「我が家の防災対策、大丈夫かしら?」と不安に思っている人も多いのではないでしょうか。非常食の準備や耐震ポールの設置などさまざまにやるべきことはありますが、意外と盲点になりがちなのが、エアコンです。実は災害時にエアコンのトラブルに見舞われたことがある人は多くいるのです。今回は、意外と盲点になりがちなエアコンの防災対策と災害時の適切な対処方法をエアコンメーカーのプロのもと、お届けします。災害時にエアコンのトラブルに見舞われた人は5人に1人以上!三菱電機 霧ヶ峰PR事務局が、全国の男女600名に対して実施した調査によると、地震や台風などで、自分や身内・友人がエアコンのトラブルに見舞われたことがある人は21.3%と、5人に1人以上いました。具体的には、「室外機が倒れた」「停電で、エアコンが停止したときの対処方法がわからず困った」「室内機から水が漏れた、可動パネルが閉じなくなった」などのトラブルです。それにもかかわらず、「エアコンに関する防災対策・災害時の扱い方」について理解している人が少ないことがわかりました。「台風や地震によるエアコントラブルに見舞われた際の正しい対処方法」については「知らない・分からない」と回答した方が75.5%にも上ったのです。この調査結果と昨今の災害発生状況を受け、三菱電機エアコンのプロが、エアコンに関する防災対策と、災害時の適切な対処方法をアドバイスします。エアコンの防災対策エアコンのプロである三菱電機の空調冷熱システム事業部 久田優美さんは、エアコンの備えに関して次のようにアドバイスします。●エアコンを新規に設置する際に行える防災対策・室外機地震の際に転倒するのを避けるために、室外機の置台には、丈夫で耐荷重性に優れたものを使用するとよいといいます。例えばコンクリートの基礎に室外機をアンカーで固定します。また、浸水の懸念がある場所では、専用の室外機用架台の上にのせることが一案です。万が一、室外機が倒れてしまったことも想定し、避難経路となる狭い通路に置くのは避けましょう。●エアコンをすでに設置している場合に行える防災対策・室内機久田さんによれば、大きな地震の場合、室内機の傾きや振動で、通常はドレンホースを通じて室外に排出されるはずのドレン水が落ちてくる可能性があるとのこと。室外機の下に家電や大事なものなど水に濡れたら困るものは置かないようにしましょう。・室外機転倒防止対策はいまからでも行えます。転倒防止金具などを用います。専門業者に依頼してみましょう。また悪天候時には、一時的に室外機カバーをかけるのをおすすめします。ホームセンターなどで売られているので、ぜひ手に入れておきましょう。ただし、カバーをつけたままエアコンを運転するのはNG。冷暖房を問題なく稼働させるには、室外機から適切に風が排出される状態にしておく必要があるため、運転時は必ずカバーは外しましょう。エアコンの災害時の適切な対処方法では、災害時にはどうすればいいのでしょうか。ケース別にみていきましょう。●強風や大雨のとき室外機の状態が気になるかもしれませんが、過酷な環境下のテストをクリアしている室外機のことは基本的には心配しなくてOK。しっかりと自身や家族の身の安全を守るほうを優先しましょう。●停電したときエアコン稼働中の停電は心配になりますが、何もせずそのまま復旧を待つのが正解です。久田さんによれば、停電復旧後は、エアコンと周囲の安全を確認した後、リモコンで運転操作をするとよいそうです。●台風の後、室外機の周辺や外側にゴミが確認できたとき台風が過ぎ去った後、室外機のまわりにゴミや葉っぱなどが散乱していたら、排熱の妨げになるため掃除しましょう。ファンカバーやフィンにゴミが付着した場合は、フィンによるケガやフィンを変形させないように気を付けて、やさしく取り除くこと。内部にゴミが侵入している場合は自身で触らず業者に依頼しましょう。●室外機が浸水したとき豪雨などで室外機が浸水してしまったら、エアコンをストップし、室内機のコンセントを抜くか、ブレーカーを落として業者に相談しましょう。室外機が浸水した場合、漏電や火災につながる可能性があります。●室外機が転倒したとき室外機が転倒しているのを発見したら、絶対に自分では起こしてはいけません。購入したエアコンの販売店などへ連絡・相談しましょう。もちろん、倒れたままのエアコンの使用は避けてください。倒れたときなどに壊れている可能性がありますし、新たな故障の原因となることもあります。防災意識を高めるためにも、ぜひ新たな防災知識としてエアコンの災害対策を覚えておきましょう。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:報道用資料
2024年10月08日災害時の飲料水確保のため、ペットボトル入りの水を保管しているご家庭は多いでしょう。ただ水を確保しておくだけでなく、ペットボトルは空のものも含め、災害時でのさまざまなシーンで役立ちます。具体的な活用方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。災害時に役立つペットボトルの活用法※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る くらしのマーケット【公式】(@curama.jp)がシェアした投稿 災害時に役立つペットボトルの活用法を紹介しているのは、『くらしのマーケット』(curama.jp)の公式Instagramアカウントです。それでは、便利な活用法を1つずつ見ていきましょう。簡易ランタン停電時に役立つのが『簡易ランタン』です。水の入ったペットボトルを懐中電灯の上にのせると、懐中電灯の光が水に反射してランタンのように使えます。懐中電灯だけでも明るいですが、ペットボトルをのせることで光が広範囲に広がります。簡易蛇口ペットボトルは『簡易蛇口』としても使えます。作り方は以下を参考にしてください。1.空のペットボトルの下部に直径23くらいの穴を開けます。2.穴を指で押さえた状態でペットボトルに水を入れて、そのままキャップをします。指を離しても水は出てきません。3.キャップを緩めると水が出て閉めると水は止まります。簡易シャワーペットボトルのキャップにきりや画鋲などで穴を数か所あけて、水の入ったペットボトルに付ければ、『簡易シャワー』になります。簡易密封袋ペットボトルは『密封袋』にもなります。作り方は次の通りです。1.ペットボトルの飲み口部分を切り取ります。2.切り取った飲み口部分の下側からビニール袋を通します。3.袋の口を折り返してペットボトルのキャップを閉めれば密封できます。氷を入れてアイシングしたい時、ゴミの臭いが気になる時、食べ切れないお菓子を保存したい時など、袋をしっかりと密封したい時に役立ちます。計量スプーンペットボトルのキャップは『計量スプーン』として使えます。ペットボトルのキャップは規格が統一されており、ギリギリまで入れると容量は約7.53です。大さじ1杯は153であるため、キャップ2杯が大さじ1杯ぶんになるということです。小さじ1杯をはかりたい場合は、キャップ内側のスクリューの一番上にある線が目印です。災害時に役立つペットボトルの活用法を紹介しました。水の入ったペットボトルを災害用に備えている人も多いですが、水を使って空になったペットボトルも災害グッズとして活用できるため、捨てずに取っておきましょう。紹介した活用法はキャンプやアウトドアシーンにも役立ちますよ。[文・構成/grape編集部]
2024年09月25日自宅の建物は大丈夫?“災害リスク”をチェック。防災プロジェクトを展開するNPO法人プラス・アーツの理事長・永田宏和さんが教えてくれました。被害の受けやすさを知っていれば適切に行動できる。地震など自然災害が発生しても、自宅は安全なのだろうか?それを知っておくことも大切に。「必ず確認してほしいのが、自宅の災害リスク。災害が起きた時に自宅のあるエリアが、どんな被害を受けやすいのか把握しておかないと、適切な行動は取れません。例えば、土砂災害のリスクがあるとわかっていれば、自宅にとどまらず、避難所に行くといった判断もできます。災害リスクは、国土交通省や自治体が公表している『ハザードマップ』で確認を」(永田さん)自宅周辺エリアが、昔はどんな土地だったのかを調べるのも、災害リスクを知る手掛かりに。「今はきれいに整備されているかもしれませんが、かつては沼地で地盤が弱いということも。土地の成り立ちは、国土地理院のホームページ内『ベクトルタイル「地形分類(自然地形)」』で確認できます。また、“水”に関する漢字が入っている地名は、湿地帯など氾濫平野だった場合があります」地震に関連する災害リスク・液状化現象・津波・土砂災害液状化現象とは、地震の発生により地盤が液体状になる現象のこと。沼や湿地帯を埋め立てた土地で起こりやすく、家が傾くなどの被害を受けやすい。土砂災害には、「土石流」「地すべり」「がけ崩れ」があり、地震や大雨の時に注意が必要。災害リスクはハザードマップで確認ハザードマップとは、自然災害による被害想定エリアや避難場所、避難経路などを表示した地図のこと。国土交通省が運用するハザードマップポータルサイトでは、自宅の住所を打ち込めば災害リスクが確認できる。各自治体のホームページでもPDFなどで公開している。ハザードマップポータルサイト「重ねるハザードマップ」洪水、土砂災害、高潮、津波のリスク情報のほか、道路防災情報や土地の特徴と成り立ちなどが地図や写真で表示。避難行動のポイントも確認可。出典・ハザードマップポータルサイト自分の家がいつ建てられた建物かチェック。自宅の安全性を判断するには、災害による建物の倒壊や損傷の危険がないかを知ることも不可欠に。「一つの目安は、1981年6月以降に建てられているかどうか。この時に『新耐震基準法』が施行されて、震度6強~7程度の地震でも建物が倒壊または崩壊しないことが規定されています。ただし、新耐震基準法だから安心とは限りません。経年劣化により、危険が生じている場合があるのです」引っ越しの際は、建物のリスクを避けた部屋選びをしたいもの。「ポイントは、新耐震基準法以降に建てられた建物を選んだうえで、決める前に仲介業者や大家さんに、耐震構造であるかどうかを確認してみること。新耐震基準法以前の建物なら、筋交いなど耐震性を高める補強がしてあることを確認。補強がないなら1階の部屋を選ぶのはやめたほうがいい。さらに、屋根が重い、建物の形が細長い、窓が多いといった条件が重なるほど、危険性は高まります」部屋を選ぶ時は、こんな物件に要注意!・建物に対して屋根が重い構造的にバランスが良くないため、揺れると不安定に。日本家屋に多い瓦屋根で古い木造住宅には注意が必要。・建物の形が細長い長方形正方形なら安定感があるが、細長い建物は長い面に負担がかかる揺れにより、そちら側に倒れるリスクあり。・窓が多い/大きい窓が多かったり、大きかったりする建物は、それだけ壁が少ないということ。ガラスは壁より強度が落ちる。・1981年5月以前に建てられた物件旧耐震基準法の物件は要注意。震度6~7程度の地震に関して基準が定められていないので強度が劣る。永田宏和さん2006年、NPO法人プラス・アーツ設立。書籍『防災イツモマニュアル』(ポプラ社)監修。’20年に出版された本書を大幅に加筆修正した新書が発売中。※『anan』2024年9月18日号より。イラスト・福田玲子取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2024年09月14日2024年8月8日、宮崎県の日向灘を震源とする、マグニチュード7.1の大きな地震がありました。同月15日現在、災害への意識が強まっています。災害時に使えるペットボトルの活用術災害時にあると便利なものといわれて、何を思い浮かべるでしょうか。非常食やモバイルバッテリーなど、さまざまなものが災害時への備えとして推奨されています。その中でも、実はあると便利なものが、ペットボトルだそうです。ネット上では、災害時に使えるペットボトルの活用術がいくつか公開されていました。筆者が実際に試してみたことを、紹介します。簡易蛇口ペットボトルの下のほうに、カッターや画鋲などで、直径2mmほどの穴を開けてください。穴を指で押さえながら、ペットボトルに水を入れます。そのままキャップを閉めて、穴から指を離しても、水圧と気圧の関係で水は出てきません!キャップを緩めると、穴から水が出る簡易蛇口の完成です。手を洗う時などに役立ちそうですね。筆者は6003のペットボトルで試してみましたが、もちろん2ℓのペットボトルでも同じ方法で活用可能です。簡易シャワーペットボトルのフタに画鋲で穴を開ければ、簡易シャワーになります。手や物を洗う時などに、大事な水を少しずつ使えるので便利でしょう。キャップで計量ペットボトルのキャップは一番上まで注ぐと約7.53で、2杯で大さじ1杯と同じ分量です。内側の線の上まで注げば、約53で、小さじ1杯と同じ分量になります。計量器の代用として使用できるでしょう。簡易湯たんぽ被災時は、十分に暖を取れない環境での生活を強いられることもあるでしょう。ペットボトルの中にお湯を半分から8割ぐらい入れてタオルでくるめば、簡易湯たんぽのでき上がりです!ただし、お湯が熱すぎることとペットボトルが変形する恐れがあるので、注意してください。低温火傷にも気を付けましょう。以上に挙げた4つの方法以外にも、懐中電灯と合わせて使うことで、『簡易ランタン』になるなど、ペットボトルの活用法はさまざまです。いざという時は、使い終わったペットボトルは捨てずに持っておくと役立つかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2024年08月15日2024年8月8日、気象庁が、南海トラフ地震臨時情報の『巨大地震注意』を発表しました。同月10日現在、今後1~2週間は、特に地震への備えが大切になります。食品の備蓄はどれくらい必要か?農林水産省はXアカウントを通じて、災害時に備えた食品ストックの目安を公開。食品ストックの目安を参考にして、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどでの「過度な買いだめは控えてください」と呼びかけています。【食品の家庭備蓄 何がどのくらい必要?】まずは3日分(できれば1週間分)×人数分何が家にあり何が足りていないか、この機会に今一度、見直しをお願いします。また、目安を参考にして過度な買いだめはお控えください。 pic.twitter.com/oobSt3H2Gx — 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) August 9, 2024 3日ぶんから1週間ぶんの食品の備蓄を心がけてください。農林水産省が公開している『災害時に備えた食品ストックガイド』によれば、大人2人家族の場合は、飲料用と調理用を合わせて、水が1人当たり1日3ℓ必要とのこと。また『主食』の米は4㎏ぶん、カップめん類は6個を想定しています。その他、レトルト食品や缶詰といった『主菜』、調味料、日持ちする野菜などの『副菜』もカテゴリー別に紹介。加えて、補充する・蓄える・食べるの循環による『ローリングストック』についても解説しています。『ローリングストック』では、購入した食品の賞味期限を確認して、古いものから消費。消費したぶんを買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄される状態を保てるようです。農林水産省の呼びかけに対して、たくさんのコメントが寄せられました。・災害が発生すると、店の商品を買いだめする動きがみられます。そうならないように、日頃から備蓄を心がけないといけませんね。・『巨大地震注意』が発表されてからスーパーマーケットに行ったら、水の在庫がありませんでした。暑い気候が続くので心配です。・連休中に家にあるものをチェックして、無駄な買い占めは止めます!各地で災害が発生すると「この先どうなってしまうのか」「食料は確保できるのか」と、不安を抱えてしまうでしょう。多くの人が同じ気持ちを抱いているはず。我先にと無駄な買い物をせず、必要なものを必要なぶんだけ買うようにしてください。[文・構成/grape編集部]
2024年08月10日災害が起きると、水道の機能が停止し、水が供給できなくなることがあります。2024年1月1日に発生した、令和6年能登半島地震でも、震災の影響で断水被害が拡大し、飲料水や生活用水を十分に確保できない状況が発生しました。それでは、水が使えなくなった時には、どうすればいいのでしょうか。災害で断水した時は『災害時給水ステーション』へあなたは『災害時給水ステーション』を知っていますか。『災害時給水ステーション』は、災害により断水した際に誰でも飲料水を得ることができる給水拠点のことです。2024年7月16日、警視庁警備部災害対策課(以下、警視庁)のXアカウントは、災害で断水した時に役立つ『災害時給水ステーション』の情報を共有しました。皆さんは、災害時給水ステーション(給水拠点)をご存知ですか。地震等の災害時に水を配る施設です。浄水場、給水所のほか、避難場所の公園や学校に設置されています。ご自分の地域の災害時給水ステーションを確認してください。都内では、写真のマークが目印になっています。 pic.twitter.com/1zpN5DHj6L — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) July 15, 2024 『災害時給水ステーション』は、全国各地に整備されています。災害が起きた時に困らないためにも、事前に自分の住む地域の『災害時給水ステーション』の場所を自治体のウェブサイトなどで確認しておきましょう。警視庁の投稿には「いざという時のために場所を調べておきます」「参考になりました」などのコメントが寄せられました。水は生きていくうえで、欠かせない存在です。災害時に家族や自分自身の命を守るためにも『災害時給水ステーション』がある場所を覚えておきましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年07月16日大地震などの自然災害は防ぎようがないからこそ、できる限りの対策をするべき。分かってはいても、備えることをついつい先延ばしにしている人もいるのでは? 今回は、健康やエコに関心が高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「防災」をテーマにアンケートを実施。女性たちの実情を調査しました。災害に備えている女性は75%©市岡彩香※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。まずは、anan Beauty+ clubのメンバーに「自宅に防災グッズなど、災害に対する何らかの備えをしていますか?」と質問。「YES」と回答した人が75%と、何らかの対策をしている人が多数派の結果に。「YES」と回答した人に「どのような備えをしているか」について聞いてみると、防災グッズの用意をしている人が大多数最も多かったのは「防災グッズの用意」。2番目に「食料の備蓄」と回答した人が多い結果となりました。防災グッズと食料の両方を準備できていると安心できそうですが、何も備蓄していない人にとっては、まずは準備しやすいものから買い進めていくと始めやすいかも。また備蓄以外にも「自宅付近の避難場所の確認」も大切。小学校や中学校などが避難場所になっているケースが多いですが、住んでいるエリアの公式サイトを見ると確認できます。他には「家具の転倒防止」「家族や友人同士で連絡方法を決めている」という人も多数。災害時にスマホが使えなくなる可能性があるので、筆者は家族の電話番号は暗記しています。どんなものを備蓄している?続いては回答が多かった「防災グッズを用意している」と答えた女性たちに、具体的にどんなものを備蓄しているのかを聞きました。「ナプキン、簡易トイレ、下着、歯ブラシ、マスク、懐中電灯」(32歳・会社員)「ナプキン、簡易トイレ、水、食料品、懐中電灯、ラジオ、ラップ、ビニール袋、マスク、割り箸、紙皿、スプーン、給水バッグ、ヘルメット」(31歳・会社員)「水、簡易トイレ、保存食、乾電池で充電ができるやつ、歯ブラシ、マスク、懐中電灯、ドライシャンプー、消臭剤、体拭くシート、ガスコンロ、小銭、チャッカマン、笛」(29歳・会社員)「簡易トイレ、クッキー」(37歳・会社員)「簡易トイレ、水、3日分の食料、懐中電灯、ヘルメット、防寒グッズ、携帯ラジオ」(40歳・主婦)簡易トイレ、ナプキンは必須で準備している女性が大多数。災害によって水不足になってしまうと、トイレが使えなくなり非常に不便になると聞きます。家族用の簡易トイレは多くあればあるほどいいですし、ナプキンに関しては避難場所が男性しかいない環境ですと、ナプキンを持っていないことを周囲に伝えづらいデメリットも。どちらも多く備蓄しておいた方がよさそうです。ちなみに筆者は目が悪いため、メガネまたはコンタクトは必須。1dayの使い捨てコンタクトを防災バッグのなかに多く常備するようにしています。水と缶詰の備蓄はマスト続いて「食料の備蓄」についても、具体的にどんなものを備蓄しているのかを聞いてみると、「水、缶詰、レトルト食品、食べ慣れたお菓子。温めなくても食べられるものをなるべくストックするようにしてます」(44歳・主婦)「お米、缶詰、水で作れるおかゆ」(40歳・専門職)「長期保管可能なペットボトルの水、缶詰」(29歳・会社員)「缶詰のパン、粉ミルク」(37歳・会社員)水と缶詰は、ほとんどの女性が常備している結果に。水は、5年、10年、15年と賞味期限が長い長期保存水も売られていますから、購入しておけばしばらく期限を心配する必要がなく安心。筆者の高層階のマンションに住んでいる知り合いは、2リットルのペットボトルをベランダに10本以上保管しています。災害時に水を運ぶのは絶対に大変だからなのだそう。エレベーターが止まる可能性があることを想定しておくことも大切です。防災グッズや食料備蓄の見直しをするタイミングは?続いては「防災グッズや食料備蓄の見直しするタイミング」について。「毎月チェックして賞味期限の近いものから食べます」(44歳・会社員)「気が向いた時に…って感じです」(31歳・会社員)"しっかり毎月チェックしている人"、"気が向いた時にチェックする人"の二極化する結果に。気づかないうちに非常食の賞味期限が切れていることってありますから、"何年も確認していない…"、ということになるのは避けたいところです。家具の転倒防止、どうしてる?続いては「家具の転倒防止」についても聞きました。「テレビと壊れやすいものは低いところに置く」(29歳・会社員)「なるべく天井まで突っ張り棒で固定できる本棚を使う。足の部分に滑り止めをつける」(40歳・専門職)倒れてきても怪我につながりづらいよう、そもそも低いところに家具を置いているという人、また突っ張り棒で固定しているという人がいました。実家では対策をしていても、ひとり暮らしの家の家具までは対策をしていないという人も多いのではないでしょうか。ちなみに、突っ張り棒によっては、強度が少なく意味がないという可能性も。突っ張り棒はできれば、地震対策専用の商品を使うことをおすすめします。Q. 気になっている防災グッズ、1年以内に新たに追加した防災グッズはありますか?最後に「気になっている防災グッズ、1年以内に新たに追加した防災グッズはありますか?」と女性たちに質問。充電器「今年に入ってから震災についてよく考えるようになった。防災バッグの中に充電器を新たに追加しました」(40歳・専門職)生理用ナプキン「今まで入れてなかったけど、ナプキンを入れなきゃと思った」(29歳・会社員)簡易トイレ「1枚しか入っていないので、意味がない気がして…。複数枚入れておきたいので追加購入する予定です」(32歳・主婦)すでに備蓄している人も同様に「生理用のナプキン」「簡易トイレ」は必須という考えで一致。今まで用意していなかったけれど、今年の能登半島地震をきっかけに、より現実的に必要なものは何かを考える機会が増えたという人は多いようです。「どこかで大きな地震が起こった際に、備蓄の確認をしている」(40歳・主婦)というコメントも。また、連絡をとるために大切なスマホの「充電器」も必須ですよね。充電要らずのソーラータイプのラジオにスマホの充電機能がついている商品など、便利な防災グッズは増えているので、自分に合うものを購入しておきたいですね。防災の準備は今すぐに今の時代、いつ自分が被害にあってしまったとしても不思議ではないのが現実です。不安をできるだけ解消するためにも、今回の女性たちのコメントを参考に、備えてみるのはいかがでしょうか。筆者情報市岡 彩香(いちおか あやか)anan web、anan Beauty+を中心に執筆するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。インタビューライター、フードライターとして活動中。©yuz/Adobe Stock文・市岡彩香
2024年03月11日自分が被災した時はどうすれば?いざという時の行動を知っておこう。災害時の心得を災害危機管理アドバイザー・和田隆昌さんに聞きました。自宅で被災した場合震度5以上など大きな地震が発生したその時!まずやるべきこととは?「おそらく揺れで立っていることもままならないと思いますが、揺れる直前に緊急地震速報が鳴ったタイミングや、揺れても身動きが取れるようなら、家の中でも比較的強度が高いといわれている玄関や廊下などに避難するといいでしょう。ベッドの周りなど倒れそうなものがない場所も、避難場所として有効と覚えておくと。やってはいけないのは、倒れそうなテレビや家具を押さえること。ケガのもとなので、事前に固定しておくように」(災害危機管理アドバイザー・和田隆昌さん)揺れが少し収まったら…?「ガスは大きな揺れを感知すると自動停止しますが、念のため元栓を閉めること。そして、家にいても大丈夫なのか、建物自体の被害状況を確認しましょう。壁に亀裂が入るなど、心配なところがあったら、指定の避難場所へ。また、家族など大切な人の安否も気になるはず。共有しておいた連絡手段で、お互いの状況を確認してください」地震発生時にどんな行動を取ればいい?発生直前・発生中身動きが取れるなら玄関など安全な場所へ。玄関や廊下など、比較的安全な場所に避難しよう。玄関は、すぐに屋外に逃げられるという点でも適している。もちろん、倒れそうなものや割れ物を置いていないことが前提。いったん揺れが収まったらガス漏れの心配をなくすため、元栓を閉めておこう。ガスは震度5相当以上の揺れを感知すると、自動的にストップする仕組みになっている。ただ、ガス漏れのリスクはゼロではないので、元栓を閉めておいたほうが安心。自宅にいても大丈夫か、被害状況をチェック。壁に亀裂が入っていないか、床が傾いていないかなど、確認してみよう。在宅避難ができるといいけれど、少しでも不安があるなら防災リュックを背負って避難場所へ。SNSに災害用伝言ダイヤル…。共有した連絡手段で安否確認。スマホが使えるなら、スマホで家族などと安否確認を取り合おう。使えない場合は、公衆電話や避難所の電話を利用して。避難所の伝言板に書いておくのも、有効な安否確認手段。CAUTION!避難所に行くのはマストではない。できれば在宅避難のほうがいい。被災地の報道では避難所の様子を見ることが多いため、大きな地震が発生=避難所に行かなければいけないと思っている人もいるのでは。「避難所は、自宅にリスクがある人の安全を確保するための場所です。在宅避難ができるなら、住み慣れた場所で安心感があるという意味でも、それに越したことはありません。水や食料などの支援を受けに行くだけの利用も可能です」発災直後はトイレに水を流さないこと。マンションなど集合住宅の上階に住んでいる人は、トイレの使用に要注意。「地震で水道管に破損があった場合、トイレに水を流すと汚水が階下の住居に流れ出てしまう危険性も。安全点検が終わるまで非常用トイレを利用して、水洗トイレの使用は控えましょう」自宅の被害は片づける前に写真に撮っておくのがベター。災害で自宅に損害があった場合、義援金など支援を受けられる制度がある。その時に必要なのが罹災証明書。「証明書に写真の添付は不要とされていますが、自治体によって運用が異なり、写真があると申請がスムーズになる可能性も。片づける前に念のため撮影を」避難所ではペットと一緒にいられない。ペットを飼っている人は、災害時にどうすれば?「基本的に避難所で一緒に過ごすことができず、人の滞在スペースとは別になります。ケージも必要になるでしょう。一緒にいるためには避難所に行かずに済むように、在宅避難の準備を整えておくのが賢明です」外出先で被災した場合職場や屋外など、外出先での被災は様々なケースが想定される。「職場の場合は、オフィス家具の転倒や落下物に注意。発生中はデスクの下に避難するなどして身を守ろう。その後は会社の指示に従うこと」屋外でも気をつけるべきは落下物。「建物のそばにいる場合は、上からガラスや看板が落ちてくる危険性があるので、建物からは離れましょう。その時、カバンを頭上に掲げると、頭を守る役割に。建物から離れる際は、車道の車に注意。ハンドル操作を誤ってしまうドライバーもなかにはいるかもしれないので、とにかく周りの状況に注意をしながら避難してください」揺れが収まったら近くの避難場所へ。「こういう時こそ『全国避難所ガイド』など防災アプリの出番。公園や公共施設が避難場所に指定されているので、現在地からどこが近いのか検索してみましょう。安全な場所に移動できたら、安否確認や被害情報の収集などを行い、その後の避難に備えて」地震発生時にどんな行動を取ればいい?発生直前・発生中落下物から頭を守って建物からは離れよう。屋外の場合は、頭上に注意。建物のそばにいると落下物が落ちてくる危険性があるので、カバンを頭上に掲げてその場を離れること。下を向かずに、周りの状況に目を配ろう。いったん揺れが収まったら近くの避難場所に移動して安全を確保すること。防災アプリで近くの避難場所を検索。すみやかに移動しよう。そこで安否確認や被害情報の収集などを行い、避難所に移動するなど、より安全な方法を選択して次の行動へ。CAUTION!外出先からすぐに帰宅しようとしない。外出先で災害した時の帰宅に関する心得をアップデート。「一時期、災害時に徒歩での帰宅をサポートする地図が流行しましたが、大勢の人が一度に帰ろうとすると、車道が塞がり、緊急車両が通れなくなってしまう。今は、すぐに帰宅しないことが推奨されています」災害危機管理アドバイザー・和田隆昌さんAll About「防災」ガイド、NPO法人防災・防犯ネットワーク防災担当理事。著書に『今日から始める 生活防災』(ワニブックス)など。※『anan』2024年3月13日号より。イラスト・黒猫まな子取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2024年03月10日地震や台風、洪水…日本に住んでいると自然災害のリスクと隣り合わせ。なかでも地震は、今年1月に能登半島地震が発生し、3月11日には東日本大震災から13年を迎えるなど、気の引き締まるタイミング。今こそ本気で備えよう!備えておくか否かで被災のリスクは大違い。日本は“地震大国”といわれるほど、地震の多い国。1月1日には能登半島地震が発生し、被災地の困窮はなお続いている。「政府は、今後30年以内に首都直下地震や、南海トラフ地震が発生するとの予測を発表しています。これらの地震は、能登半島地震の被害を大きく上回ると予想されているのです。災害に備えていた人とそうでない人のリスクは、大きく異なります。『何とかなる』と考えずに、いざという時のために必要な準備をしておきましょう」(災害危機管理アドバイザー・和田隆昌さん)また、防災初心者はこんな考え方なら取り入れやすいのでは。「普段の暮らしの延長で、日常に溶け込む防災を。もちろん備えはあるほど安心だと思いますが、自宅のスペースは限られていますし、防災一辺倒ではなくインテリアも楽しみたい。無理なく実践することも長続きさせる秘訣です」(暮らしと備えのアドバイザー・Misaさん)ここではやるべきことや、知っておくべきことを紹介。なかでも「最低限これだけは備えたい!」という一覧が、下記の「防災TO DOリスト」。チェックしてみて。防災 TO DOリストベッドの周りに倒れてきそうなモノを置かない水は1日3L×7日分を備蓄食べ慣れた食料を3日分備蓄非常用トイレは1週間分備蓄停電の時に必要な乾電池式ライトを備蓄スマホの充電に欠かせないモバイルバッテリーを備蓄電気やガスが止まった際に役立つカセットコンロを備蓄スマホの充電の節電方法を知っておく防災アプリを入れて通知をONにする住んでいる地域の自治体やよく使う公共交通機関のXをフォロー家族など身近な人との安否確認方法を複数共有しておく自宅やその周辺の災害リスクを知っておく災害から身を守るための部屋作り。家具の固定や、逃げ道の確保など、災害時のリスクを極力減らすために、やっておくべきことをポイントを絞って紹介。さほど手間なく、インテリアにも差し障りがないので、取り入れやすいはず。「自宅の備え」について、Misaさんに聞きました。【ENTRANCE】靴を置くのは最小限に。屋外への逃げ道を確保しよう。玄関は、避難経路を確保するうえで最も大事。「玄関付近にモノが多いと、地震の時にそれが倒れて出口を塞いでしまったり、つまずいて転んでしまったりするリスクがあるので、極力モノを置かないように。とくに割れ物は避けてください。どうしても置きたい場合は、転倒防止グッズで固定しましょう。靴を置くなら1~2足くらいにしておくこと」(Misaさん)【FURNITURE】家具は壁際に配置。テレビを置くなら固定しておくと安心。家具の配置場所にも注意。「地震の時に窓が割れる原因の多くは、家具などモノが窓に当たることだといわれています。そのため家具は壁際に配置するのが賢明。テレビを置きたい場合は、転倒防止グッズで固定しましょう。ベルトなど様々なタイプがありますが、底面のサイズに合わせて使える粘着剤なら、表面的には見えずに固定できるのでおすすめ」ひっつき虫好きな大きさにちぎってカタチを整え、底面に貼るだけの粘着剤。小物のほかテレビの固定の補助にも使えそう。1シート¥451(コクヨ TEL:0120・201・594)【BEDROOM】ベッドの周りは極力モノを置かないこと。寝ている時は無防備なので、地震が発生したら危険。「背の高い本棚など、高さのある家具をベッドの周りに置くのはやめましょう。とくに枕元は、頭を守るためにも何も置かないほうがいいと思います。置くとしても、腰高くらいまでの背の低いサイドテーブルなど。その上にマグカップなど割れる素材のモノを置いたら、寝る前に片づけて」【KITCHEN】食器は重ねて収納するより立てたほうが割れるリスク軽減。キッチンでは、食器の収納場所や収納方法にひと工夫を。「収納場所は、キッチン上の吊り戸棚ではなく、下の収納スペースへ。地震の揺れで上から落ちて割れるリスクを避けられます。下に置いたとしても何枚も重ねると、崩れて割れる原因に。ディッシュスタンドなどに立てて収納すればその心配がなく、取り出しやすくもなって一石二鳥」【KITCHEN】重さも高さもある冷蔵庫は倒れたら危険。固定が必須!冷蔵庫をはじめ、腰高以上の家具は固定しておくこと。「倒れてケガをしないようにというのはもちろん、地震には余震があるので、倒れた家具を元に戻しても、また倒れる可能性があり、体力的にも消耗します。家具の転倒防止グッズには突っ張り棒がありますが、それだと目立ちすぎるという場合は、ベルトタイプなどシンプルなものを選ぶと」地震対策ゴムストッパー家具と壁に貼るだけでOK。ゴムが伸びて転倒を防止する。取り外しも可能。対象物重量160kg以下で2本1組¥3,300(キングジム TEL:0120・79・8107)災害危機管理アドバイザー・和田隆昌さんAll About「防災」ガイド、NPO法人防災・防犯ネットワーク防災担当理事。著書に『今日から始める 生活防災』(ワニブックス)など。暮らしと備えのアドバイザー・Misaさんインテリア×防災のアイデアをインスタグラムで発信(@kurashi_bosai)。著書に『おしゃれ防災アイデア帖』(山と溪谷社)。※『anan』2024年3月13日号より。イラスト・黒猫まな子取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2024年03月09日テレビ朝日・ABEMAのOBでテレビプロデューサーの鎮目博道氏が課題提起。テレビの皮肉「一番情報を欲している人たちには、テレビの状況は一切届かない」大災害時の報道のあり方を問います。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、イシュー「大災害の時、テレビの取材班は邪魔か?」について、3月6日にSurfvoteに掲載、ユーザーの意見投票が始まりました。 大災害の時、テレビの取材班は邪魔か?近年、大災害の発生頻度が高くなっていると感じる人は多いかもしれません。実際に、年始に発生した能登半島地震は甚大な被害をもたらしました。そのほかにも異常気象に伴う豪雨災害や土砂災害など多くの災害が毎年日本全国で発生しています。このように災害がいつどこで起きてもおかしくない日本においては、「災害報道」のあり方も重要な社会課題になり得ます。「一番情報を欲している人たちには、テレビの状況は一切届かない」という皮肉な事態があるように、電力供給が止まった被災地ではテレビを見ることが困難になります。また多くの機材を必要とするため、交通網の寸断で現地にたどり着けない、緊急車両の通行を妨げて交通渋滞を加速させてしまうなど、さまざまな問題を「引き起こす側」になってしまう可能性もあります。このような現状の課題をもとに、テレビの災害報道は迷惑か?テレビの災害報道はどうあるべきか?Surfvoteでひろく意見を集めます。イシューはこちら: このイシューを書いた鎮目博道氏テレビプロデューサー・演出・ライターの鎮目博道です。テレビ朝日とABEMAのOBで、現在はフリーランスで動画制作や放送に関する記事執筆などをしております。あなたの意見・投票を社会のために活用しますSurfvoteでは社会におけるさまざまな課題や困りごとを「イシュー」として掲載し、どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。私たちは、みんながさまざまな社会課題を知り、安心して自分の意見を言える場を提供したいと考えています。また、そこで集められた意見は、イシューの内容に応じて提言書に纏め関係省庁や政治家へ提出することもあります。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは現在、一般社会についての社会課題と各地方自治体の抱える社会課題(Surfvoteローカル)を掲載。ひろくみんなが意見を言える場を提供しています。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させたいと考えています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月06日地震や水害など、さまざまな自然災害が起こった時の対策は、日頃から準備しておきたいもの。飲料水や食料、電源の確保や、衛生面のケアに役立つものまで、注目アイテムを集めました。25年間保存できて手軽に作れる、おいしい備蓄食。チキンカレーとチキンシチュー、野菜シチュー、クラッカーのセット。お湯を注ぐと5分、水でも10分で本格的な料理が出来上がる。缶切り付き。15食相当¥19,764(サバイバル(R)フーズ/防災のセレクトショップSEISHOP TEL:0120・108・565)地震などで断水し、お風呂に入れない時の救世主に。アルカリ性単純温泉と同じ成分の重曹を使った、水を使わずに汚れを落とせる全身用シャンプー。タオルなどの布に浸して拭くとさっぱりする。全身5~8回分使用可能。500ml¥1,650(ふく温泉/じゃがいも)生きるために不可欠な安全な水を、素早く確保!川や池、水たまりなどの水をボトルに入れて約8秒で浄化し、飲料水を作る。ウイルスや細菌、エキノコックスなどの寄生虫を99.9%除去。被災時だけでなくアウトドアや海外旅行にも。710ml¥14,850(GRAYL/モンベル・カスタマー・サービス TEL:06・6536・5740)太陽の光を使って、スマホなどのデバイスを充電。USBケーブルのアイテムに使える、太陽光パネルを搭載した薄くて軽いポータブル充電器。生活防水対応で、雨や雪の日でも使える。折りたたみ時W9×D19×H1.1cm。¥18,700(YOLK/ELEMINIST SHOP)傘とペットボトルで組み立てる簡易トイレ。便座、ポリエステル製テント、ポケットティッシュ、ウェットティッシュ、ポリ袋、凝固剤などをコンパクトに収納。バッグがバケツになるなど、各アイテムが複数の役割を担い、便利に使える点も特徴に。¥22,000(杉田エース TEL:0120・560・521)※『anan』2024年3月6日号より。写真・多田 寛スタイリスト・野崎未菜美文・重信 綾(by anan編集部)
2024年03月01日これからの災害対策は「自助」から「共助」の時代です。周りの方にも意識をした防災セットをご準備しませんか?アルコール検知システム、 IT点呼システム、 運行管理システムを開発・販売する東海電子株式会社(本社:静岡県富士市 代表取締役 杉本 哲也)は、 この度、 ファシル株式会社様との合同ウェビナー「地域貢献型の災害対策―災害対策は「自助」から「共助」の時代へ―」を3月11日(月)に無料開催いたします。地震、津波、台風、豪雪…自然災害が頻発する日本。今後、災害対策は自助から共助の時代となってきます。災害が起きた際に、自分や自社のためだけでなく、誰かと助け合うことを意識した社会貢献も実現できる防災セットをご準備しませんか?開催日時:2024年3月11日(月)13:30~14:40■お申し込みはこちらから 開催方法:ZOOMによるオンライン形式【受付】:ご登録頂いたメールアドレスに詳細をお送り致します。開始時刻の15分前よりご参加頂けるように調整致します。■詳細はこちらから:【ファシル×東海電子】地域貢献型の災害対策―災害対策は「自助」から「共助」の時代へ― ■お問合せ先: td-seminar@tokai-denshi.co.jp ■東海電子は安全・安心な社会へ向けて無料オンラインセミナーを開催しています ■点呼機器及びアルコール検知器を開発・販売する東海電子は、社会の「安全」「安心」「健康」を創造し、 社会に貢献する企業です。東海電子コーポレートサイト: 東海電子公式 EC サイト : 東海電子メディアサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月16日災害に備えて防災グッズを準備している人も多いでしょう。非常食や日用品など必要だと思うものを詰め込んでいると思いますが、ぜひ常備して欲しいのが「食品用ラップ」です。どんな活用法があるのか紹介します。食品用ラップの災害時の活用方法日本では地震や水害など自然災害が多く発生する国といわれています。災害に対する知識と備えが重要で、災害時に役立つ「防災グッズ」を準備している人も増えています。しかし、あれもこれもと詰め込みすぎると収納する場所に困ったり、災害時に重すぎて持ち出せなくなったりしてしまいます。自分や家族にとって本当に必要なもの、便利で役立つものをよく考えることが大切です。用意しておくと便利なものとは、1つのアイテムで何通りもの使い方ができるものです。その1つに「食品用ラップ」があります。ラップというと、食品を保存するためにお皿や容器にかけたり包んだりするものですが、「水や汚れに強い」「固定できる」という特長を利用してさまざまな場面で役立ちます。災害時や非常時に役立つラップの活用法をInstagramで紹介しているのは、家事育児がちょっと楽になるライフハックを投稿しているあべももこ(abemomo_gram)さんです。あべももこさんはラップの7通りの活用法を紹介しているので、一つひとつ見ていきましょう。1.傷のガード災害時にケガをして絆創膏や包帯などがない場合、ラップが応急処置に使えます。使い方は、傷口をきれいに洗ってラップをぎゅっと巻くことで保護できます。2.簡易ギプスラップと板など添え木となるものがあれば簡易ギプスにもなります。骨折した部分に添え木をしてラップをぐるぐると巻いて固定してください。包帯よりもほどけにくく水にも強いというメリットがあります。ただし、あくまでも応急処置なので、できるだけ医師の診察を受けましょう。3.防寒具ラップと新聞紙を組み合わせれば防寒具となります。お腹を温めたい時は、胴回りに新聞紙を巻いて、その上からラップをぐるぐると巻き付けるだけです。腕や脚なども温められて、新聞の枚数や大きさを調整すれば小さい子供から大人まで使えます。4.食器の汚れ防止災害時は水を自由に使えないので、食器を気軽に洗うことができません。食器にラップを敷いてその上に食べ物を乗せれば、食器が汚れないため洗う必要がなくなります。5.スポンジ代わり使い終わったラップは、くしゃっと丸めるとスポンジ代わりにもなります。泡立ちもよいので、食器や体を洗う際に使えます。6.簡易ロープラップを長めに切ってねじったもの3本作り三つ編みにします。束になることで強化されて簡易ロープになります。7.伝言ボードラップを広げて壁に貼ると伝言ボードとしても使えます。水性ペンで書けば、消すことができ何度も書き直せます。家族と連絡が取れなくなった時に重宝します。何通りも使い方があるラップは災害時に非常に役立ちます。防災グッズにまだ入れていない人はすぐに入れておきましょう。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る あべももこ/2児ママの子育てライフハック(@abemomo_gram)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2024年01月29日防災グッズをしっかり備えているつもりでも、足りなかったりうまく使えなかったりとハプニングもあります。そんな時に便利なのが、日用品を活用する方法です。普段から活用術を頭に入れておけば、焦ることなく役立てるのではないでしょうか。Instagramでライフハックを発信しているしーばママ(shi_bamama)さんは、災害時に役立つ「3つのペットボトル活用術」を紹介しています。簡易照明用意するのは、水の入ったペットボトルとスマートフォンです。スマートフォンのライトを点灯させ、ペットボトルを上に乗せましょう。スマートフォンのライトが水を通して拡散され、より明るく感じられます。懐中電灯のライトでも活用が可能です。懐中電灯を使用する場合は、コップや上を切ったペットボトルに懐中電灯を入れ、その上に水の入ったペットボトルを乗せると、倒れず安定します。即席蛇口災害時には、水を節約しつつも有効に使いたいもの。そんな時に役立つアイデアです。キリや千枚通しを用意したら、空のペットボトルに穴を開けましょう。穴は2~33程度の大きさがベストです。穴を開け終わったら、指で穴をふさぎながらペットボトルに水を入れ、キャップを閉じます。水の出し・止めは、ペットボトルのキャップで調整します。キャップを緩めると水が出て、キャップを閉めると水が止まるので、垂れ流しの心配はありません。使わない時は、穴を上に向けてからペットボトルを横に寝かせておきましょう。水は、飲むだけではなく手や物を洗う時にも使うので、災害時は特に貴重となります。即席蛇口にすれば必要以上に使うことがなくなり、節約が可能です。簡易シャワーペットボトルのキャップを外し、キャップにいくつか穴を開けましょう。キャップをペットボトルにはめて逆さにすれば、シャワーとして使えます。ちょっとした汚れを洗い流したい時に便利です。普段はリサイクルに出してしまう空のペットボトルも、数本残しておくといざという時に活躍します。防災グッズや保存食と一緒に保管しておきましょう。しーばママさんは、ほかにも暮らしに役立つライフハックをInstagramで紹介しています。ぜひチェックしてみてください。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る しーばママ|ライフハックに沼った主婦(@shi_bamama)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2024年01月17日2024年1月1日に発生した、令和6年能登半島地震。多くの建物が倒壊した影響で、同月11日現在も多くの地元住民が避難生活を余儀なくされています。また、冬に起きた災害とあり、避難している人たちは少しでも身体を温めるべく、各々で防寒対策を講じているでしょう。警視庁の防寒対策に感謝の声警視庁警備部災害対策課はX(Twitter)で、体温が下がりにくくなる保温の仕方を公開していました。寝転がった際、外気温はもちろん、床からの冷気でも身体は冷えるもの。床からの冷気を防いで身体の冷えを防ぎたい時は、ダンボールの上に敷いた毛布に包まるのがよいそうです。自分の身体より大きいサイズのダンボールを下に敷き、その上に毛布を広げます。頭頂部の位置と毛布の上端を合わせた状態に寝転びましょう。毛布で片方ずつ、身体を包んでください。この時、首元に隙間がないようにすると、保温効果がアップします。もう1枚毛布がある場合はその上から被せると、さらに保温できるとのこと。ジャンパーなどの上着を上半身や足にかけても、体温を逃しにくくなるそうです。救急法の保温要領です。床からの冷気を防ぎます。段ボール等の上に毛布を敷き、その上に寝ます。頭頂部と毛布の端を合わせるのがポイント。毛布の左右端をそれぞれ重ね、顔が出るように折ります。毛布から足が出たり重ならない部分には、衣類で覆います。さらに毛布があれば普通にかけて効果倍増です。 pic.twitter.com/XdMFbel4Ch — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 9, 2024 警視庁警備部災害対策課が公開したライフハックに、感謝の声が広がっています。・これは覚えておきたい情報!勉強になります。・床の冷気がつらかったので、大変助かりました。・毛布は頭の下にも敷くと温かいのですね。拡散します!有事の際はもちろん、床冷えする時にも手軽に実践できそうですね。警視庁警備部災害対策課が公開したような、有事の際に有益な情報が被災地に届くことを、多くの人が願っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月11日防寒はもちろん、災害が発生した際の備えとしても重宝するグッズの定番といえば使い捨てカイロ。そんなカイロの陰に隠れていますが「アルミシート」も防寒・防災便利グッズとして大活躍するグッズのひとつです。どんなシーンで使えるのか、どんな特徴があるのかをご紹介します。アルミシートの特徴いつ起こるか分からない災害の備えとして、水や食料品などの非常食をストックしているご家庭も多いことでしょう。しかし、意外と忘れがちなのが防寒対策です。災害時に役立つ防寒対策として、まず思い付くのは使い捨てカイロでしょう。カイロは封を開けるとすぐに温まって便利ですが、部分的にしか温まらないというデメリットもあります。警視庁警備部災害対策課のX公式アカウント(@MPD_bousai)では、カイロのほかに、「アルミシート」を用意しておくことをおすすめしています。私は災害発生時の備えとしていつも、通勤バッグの中に使い捨てカイロとアルミシートを入れています。使い捨てカイロはすぐ暖かくなり、アルミシートは羽織るだけで保温効果があります。防寒対策にもなりますし、どちらもコンパクトで邪魔にならないので、みなさんも入れてみてはいかがでしょう。— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) November 17, 2021 防災用として作られたアルミシートは、薄手で全身を覆えるサイズなので、体全体を温めることができます。軽量でコンパクトに折り畳むこともできるため持ち運びや備蓄にも便利です。シートタイプだけでなくポンチョタイプや寝袋のようになっているものもあるので、用途や使いやすさに合わせて選びましょう。アルミシートが役立つシーンアルミシートは防寒対策以外にも、断熱、保温、防水、防風などの機能を備えたものもあるため、色々なシーンで活躍します。例えば、キャンプへ行く際はたくさんの荷物を準備する必要があり、人数によっては防寒着だけでもかなりかさばってしまいます。その点、軽くてコンパクトに畳めるアルミシートは、人数分用意しても場所を取りません。キャンプは外にいる時間が長いため、日中は強い日差しから守る遮熱対策として、日没が近づき寒くなってきたら防寒アイテムとして役立ちます。また、野外で行われるイベントに参加する際にも用意しておくと便利です。時間帯や場所によって気温差が大きく天候が急変することもあるので、アルミシートがあると助かります。必要な時にサッと取り出したり小さく収納したりするアルミシートは、移動が多いイベントでも便利です。いつどこで発生するか分からない災害のために日頃から備えることが大切です。アルミシートは災害時の防寒対策として役立ちます。また、アウトドアシーンや野外イベントに出かける時など、さまざまなシーンで使えるため準備しておくことをおすすめします。[文・構成/grape編集部]
2024年01月09日島国であることに加え、複数のプレートがせめぎ合う点から、地震や水害といった数々の災害に遭うことが多い、日本。自他共に認める『災害大国』だからこそ、常に万が一のケースを想定し、日頃から備えておく必要があります。日本の防災対策と、緊急時の対応がしっかりとしているのは、これまでの歴史から学び続けてきた証拠といえるでしょう。被災時に役立つ!アイラップを使った『食事時の工夫』2024年1月1日、石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震が発生。今回の大地震を受け、マチ付きポリ袋『アイラップ』などを販売している岩谷マテリアル株式会社は、X(Twitter)アカウントに災害対策を投稿しています。同社が紹介したのは、防災士が活用しているという食事時の工夫。食器を使う前に、ちょっとした工夫をすることで、緊急時の洗い物を減らすことができるのだとか。それは、『アイラップ』で食器を包む方法でした!【防災士さんに聞いた話】震災で炊き出しのカレーを提供水の節約に皿にラップを敷いたら、スプーンと皿がコツコツ接触して破れてしまう人が続出したそう…それから #防災 講習を開くたびに #アイラップ を敷くのを勧めているそうです☝️ #断水 #節水 #地震 #緊急地震速報 pic.twitter.com/OdbTFiBQj1 — アイラップ【公式】 (@i_wrap_official) January 1, 2024 災害時は、断水が起こる可能性もあります。水は水分補給の役割だけでなく、身体を洗ったり、トイレをしたりする時も必要なため、節水を心がけなくてはなりません。節水しなくてはならない場合、大半の人はできるだけ洗い物を減らすべく、食器にラップをかけているのではないでしょうか。しかし、ラップは非常に薄手であるため、食事中に破れてしまうケースも。ポリ袋の『アイラップ』はラップよりも強度が高いため、そういったケースを防ぐことができるのです。岩谷マテリアル株式会社の投稿した豆知識は拡散され、多くの人から感謝する声が上がっています。・ラップはよく聞くけど、確かに破れやすいですもんね。次からはこうする!・『アイラップ』は常備しているけど、こんな使い方があったとは知らなかった!・この情報は、未来のためにも広まるべき。災害が起こる前から用意しておかないと。災害がいつ、どこで起こるかは誰も分かりません。だからこそ、いざという時に心身を守るためにこういった知識を蓄え、日頃から対策を意識しておきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月08日めでたいはずの2024年最初の日、令和6年能登半島地震が発生し、多くの人の生活を一変させました。日本海側を中心に甚大な被害をもたらした、今回の災害。中でも、震度7を観測した石川県では、家屋倒壊や地割れ、津波などの被害が報告されています。地震の多さから『災害大国』と呼ばれる日本は、これまでも数々の災害を乗り越えてきました。今回もネット上では、被災地支援の呼びかけが行われています。やす子、個人での被災地支援に「今は行かないで」同月7日に放送された、情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)でも、今回の大災害について報道。避難所に身を寄せる被災者にインタビューを行い、困っていることや求めている物資について聞くなど、テレビ番組を通して被災地の現状を伝えました。この日、コメンテーターとして出演したのは、元自衛隊員であり、お笑いタレントとして活躍する、やす子さん。自身のX(Twitter)アカウントでも、災害対策について積極的に呼びかけているやす子さんは、今できる支援について考えを述べました。自衛隊が災害派遣に行くメリットの大きな理由の1つが、一般の方が今「助けに行くぞ!」って行かれてるんですけど。その場合って、その一般の方がどこに泊まるかっていったら、そこの民泊を借りたりとか。ガソリンどうするかって、そこの現地のものを使わないといけなくて。結構被災地の方にも力を借りないといけないんですけど。自衛隊は自己完結してて。燃料、食べるところ、住むところも自分たちで持ってくので、被災地に迷惑をかけず支援ができるのが、自衛隊の大きないいところの1つかなと思うので。サンデー・ジャポンーより引用この日、防衛省は被災地に派遣している自衛隊員を300人増員し、約5900人での支援活動を行うことを発表しました。やす子さんは、かつて自身が所属していたからこそ知っているであろう、自衛隊による支援活動のメリットを説明。「自衛隊はすべて自分たちで用意をしているため、被災者に負担をかけずに済む」と述べました。同月8日現在、石川県は被害の全容が確認できていないため、能登方面への不要不急の移動を控えるよう呼びかけるほか、個人のボランティアを受け入れていないことを明らかにしています。そんな現状を受け、やす子さんは、番組を通して多くの人に呼びかけを行いました。一般の方が行くと、そこでまた余震でその方がケガして、さらにそのケガをした人を支援するために、ほかに自衛隊が別の労力が必要になっちゃうので、やっぱり今は家でできることをして、安全に暮らせるところで暮らすのが一番だなって思いますね。はいー、行かないでほしいです。サンデー・ジャポンーより引用困っている人を見て「助けたい」と思うのは、素晴らしいこと。しかし、その優しさが新たなトラブルを引き起こす可能性もあります。そういった最悪のケースを考えて、やす子さんは「行かないでほしい」とコメント。今できる支援方法を呼びかけました。やす子さんの呼びかけはテレビ番組を通して日本全国に届き、同意する声が相次いでいます。・まさにそれ!自衛隊の負担を増やしたら、元も子もない。・「被災者を助けたい」という気持ちは分かる。でも、今じゃないよね。・自衛隊は自前でなんとかできるのが強いよね。個人ではそうはいかない。被災地から遠く離れた場所にいても、日本赤十字社をはじめとした、信頼できる団体が行っている募金に力添えすることはできるはず。なお石川県は、来たるべき時に備えて、ボランティアの事前登録を行っています。被害の全容が確認され、もう少し事態が収束に向かい始めたら、あなたの力が必要とされるかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2024年01月08日2024年1月1日、新年の幕開けとともに発生した令和6年能登半島地震。ニュースなどで報じられる現地の惨状に、心を痛めている人も多くいるでしょう。やす子が伝えた『被災地のためにできること』に反響同月3日、お笑いタレントの、やす子さんがX(Twitter)を更新。「大変恐れ多いのですが、時間があるのでみなさんに返信をさせていただきたいです」と、ファンからのメッセージや質問に答えました。被災地で不安な日々を過ごしている人や、人間関係で悩みを抱えている人の声に優しく寄り添い、笑いを交えながら温かいアドバイスを送っていたやす子さん。中には、被災地の惨状に心を痛めた人からのこんな質問もありました。「災害時に、私たちができることはなんですか」質問をした人はきっと、被災地のために何かをしたい気持ちで、居ても立ってもいられず、自衛隊出身であるやす子さんに尋ねたのでしょう。質問に対する、やす子さんの答えがこちらです。日常を送れる方はいつも通り日常を楽しむことですかね…!あとは募金とかでしょうか…自家用車で支援をしに行くと道路が混み、緊急車両の邪魔で助かる命も助からなくなるので、今皆がいる場所で精一杯日常を生きるのが大切かもですね…!@yasuko_smaーより引用やす子さんが伝えたのは、いつも通り日常を楽しむこと。今も避難所で不自由な生活を送っている人や、家族を亡くした人のことを思い、「自分が普通に暮らしていいのだろうか」と、思い悩む人もいるかもしれません。やす子さんいわく、個人の判断で被災地に向かうことは緊急車両の妨げにもなり、助かる命も助からなくなるとのこと。実際に石川県では、同日時点で個人によるボランティアの募集は行っておらず、受け入れ態勢が整っていない被災地に向かうことは、混乱を招きかねません。現地に行かずとも支援ができる『募金』も提案しつつ、「今いる場所で精いっぱい生きることが大切」と伝えた、やす子さん。質問者の想いに寄り添った、元自衛隊ならではの説得力のある回答は、反響を呼びました。【ネットの声】・やす子さんのいうとおりだな。日常を大切に生きたいと思います。そして、被災地の多くの方が救われ、1日も早く復興することを願います。・自衛隊出身のやす子さんだからこそ、質問への答えが深いです。共感しました!・日常を楽しむこと…。後ろめたい気にもなりますが、募金という形ならできることはありますね。・何ができるか不安だったけど、やす子さんのポストで冷静になりました。ありがとう。質問者をはじめ、被災地の1日も早い復興を願う気持ちはみんな同じです。一人ひとりが今いる場所でできることを考え、行動することが、1人でも多くの命を救うことにつながるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月04日新たな1年の幕開けである2024年1月1日、令和6年能登半島地震が発生。日本海側を中心に強い揺れが生じ、震度7が観測された石川県などでは、家屋倒壊や地割れなどの被害が報告されています。人は、予想外の事態に見舞われた時、冷静な判断ができなくなってしまうもの。地震発生直後、ネット上でも多くの人が混乱状態におちいりました。広瀬アリス、大地震直後の『デマ』に怒り地震が起こった日の夜、俳優の広瀬アリスさんがX(Twitter)を更新。自身のアカウントで、防災や被災時の対応に関する有益な情報を拡散し、145万人のフォロワーに向けて注意を呼びかけました。SNS上で地震に関する情報を収集する中、広瀬さんはあることが気になった模様。非常識的な行動をとる一部の人に対して、強く怒りをあらわにしました。こんな時にデマ流すヤツ、ヤツって扱いで良いよね?人としてちゃんと軽蔑するからしっっかりブロックする。以上— 広瀬アリス (@Alice1211_Mg) January 1, 2024 残念なことに、非常時の混乱に乗じてウソの情報を流す人は一定数存在します。2016年に起きた熊本地震の際は、「動物園からライオンが逃げた」というデマを流した男性が、偽計業務妨害容疑で逮捕されたケースもありました。デマを投稿した人にとっては、『ちょっとしたイタズラ』なのかもしれません。しかし緊急時では、ウソの情報が人の命を奪う可能性もあるでしょう。広瀬さんは、そういった行為をする人たちをあえて「人として軽蔑する」と強い言葉で非難し、誤った情報が拡散されないようブロック機能の活用を呼びかけました。今回の地震でも、過去の災害の動画を流用したり、ウソの被害報告をして助けを求めたりと、すでにデマの情報が飛び交っています。広瀬さんの注意喚起は2万回以上拡散され、多くの人に届きました。・本当に、こういう時にデマを流すような奴は人間ではない。怒りを感じる。・この注意喚起は本当に大事。親切心が、かえって人を危険に巻き込んでしまうかもしれない。・ハッキリとこういうことをいえる広瀬さん、かっこよすぎる。発信力のある人が表明するのって、大事。被災していない人も、きっと「誰かを助けたい」という想いから情報を拡散しているはず。しかし、そういった親切心を利用しようとする人がいることを忘れてはいけません。情報を拡散する場合は、そのアカウントが信頼できるものかをチェックするなど、できる限りの確認をしておきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月03日皆さんは、親戚との関係で悩んでいることはありますか? 今回は災害で居候してきた親戚一家にまつわる物語とその対処法を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言災害に遭った叔父一家両親と3人で暮らす主人公は、大学受験のために勉強中でした。そんなある日、父の兄である叔父が住む地域で災害が起こります。そして父の元へ叔父から「家が浸水してしまったから居候させてほしい」と連絡が来て…。出典:モナ・リザの戯言父が承諾すると、叔父一家はすぐに主人公宅へ避難してきました。しかし「娘は受験期だから静かに…」と父が釘を刺すと叔父たちは「気をつけるわ!」と言ったものの、結局は夜中まで騒ぐ始末。気遣いを踏みにじる叔父たちの行動に、言葉を失う主人公なのでした。こんなとき、あなたならどうしますか?家から出ていってもらうと伝える受験生がいる家で騒がしくされるのは困りますよね…。叔父たちの居候は一時的なもののはずですし、うるさくしたら即家を出ていってもらうよう伝えたほうがいいと思います。(30代/女性)両親に相談する災害に遭ったのは大変ですが、親切を無碍にされるのであれば家にはいてもらいたくないですね。素直に両親に相談して、対応してもらうのがいいでしょう。(50代/女性)今回は非常識な義家族の対処法を、みなさんのアンケートをもとに紹介しました。もし同じような出来事があったときは、ぜひ参考にしてみてください。※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2023年12月28日災害時の備蓄リストには何を入れていますか。インフラも不安ですし、水不足対策も考えておきたいところです。警視庁によると水不足対策にはクッキングシートが有効なのだそう。どんな用途なのでしょうか。災害時にも日常でも使えるお役立ち技災害時にはインフラの停滞が起こりがちです。電気、ガス、水道など、日常生活に必要な機能が止まってしまうかもしれません。調理器具を洗う水も不足すれば、衛生面も不安です。警視庁警備部災害対策課(MPD_bousai)が、そんな時に役立つ裏技を教えてくれました。水の節約にぴったりのお役立ち技です。調理器具を洗うためには多くの水を使いますが、災害時はなかなか思うように水が使えません。警視庁の人も「できるだけ節約したいものです」とのこと。そこで警視庁がおすすめした方法が、クッキングシートのローリングストックです。「クッキングシートなんて何に使うの?」と思いそうですが、クッキングシートを使うことで調理器具を洗う水をかなり節約できるのです。使い方はとても簡単。クッキングシートをフライパンに敷き、いつも通りに調理をするだけです。投稿ではご飯を炊いたり餃子を焼いたりしていますが、フライパンはきれいなままだったとのことです。餃子にはおいしそうな焼き色もしっかり付いていました。これならフライパンの汚れをおさえ、洗い物で使う水が節約できますね!投稿を担当する人によると、「忙しい時や疲れている時にも助かる」とのことでした。べったり汚れの付いたフライパンは思った以上に洗う手間がかかるものです。クッキングシートで汚れが軽減できれば確かに助かりますね。災害時だけではなく、日常でも活用したい裏技です。備蓄リストにはクッキングシートを入れておくと、いざという時の安心感が増すのではないでしょうか。アドバイスをするリプライもこの投稿は多くの人から注目され、「いいね」やリプライが集まりました。「災害時非常時にはとてもいいライフハック」「これは便利」「早速我が家でも」また、アドバイスをするリプライや引用リプライも多く寄せられ、みなさんの知識や防災意識が集結した投稿になっています。「空焚きになるから水を少し入れるといいかも」「耐熱袋もありますね」「日常使いなら鉄製のフライパンがおすすめ」「フライパン汚したくない時はくっ付かないアルミホイルも有効」続々と集まるアドバイスはどれも役立つものばかりです。この裏技を活用する時には思い出したいですね。警視庁警備部災害対策課のアカウントでは、災害時に役立つ情報をはじめ、日々の防災意識を高める投稿が発信されています。日常生活に取り入れやすいものが多いので、ぜひ参考にしてみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年09月30日発達障害っ子の災害対策!わが家の防災ノウハウ大公開!私は、もともと「何かあったらどうする?どうなる?」と考える性格。いざというときに、持ち出すものに迷ってぐずぐずしないようにするため、お薬手帳や、保険証、病院の診察券は常にまとめて、持ち出しやすいようにしてあります。Upload By 寺島ヒロバラバラな場所で被災したらわが家の凸凹きょうだいは、現在、兄タケルが大学院生、妹いっちゃんが通信制の高校生。比較的家にいることが多く、くっつき合って暮らしているので、もし地震などがあってもお互いを探し合うことはあまりないかもしれません。しかし、頻度は低いですが、タケルはフィールドワークで1人で遠くに出かけることもありますし、いっちゃんも友達と遊びに行くこともあります。もしそういうときに大きな災害に遭ってしまったら、不安でその場から動けなくなったり、逆に慌てて動き回ったりして危険かもしれないなと思います。位置情報が分かるアプリを活用集団で被災したときは、指示されたことを理解できなかったり、何か手伝いを任されてもうまくできなかったりして、ほかの人に迷惑をかける可能性もあります。そういうことも考えて、一刻も早く合流できるよう、いつも持っていスマートフォンやタブレットに家族全員がお互いの居場所が分かるアプリを入れています。わが家で使っているアプリは、そのスマホやiPadがある場所を「だいたいこの辺にあります」と地図上で表示してくれるものです。普段から「動けなくなった!」などのSOSを受けて探しにいくときも便利に使っています。お出かけのときには必ず障害者手帳をまた、バラバラに被災したとき、身元を分かるようにするため、出かけるときには障害者手帳を常に携帯するようにしています。もちろん、帰ってきたら「元の位置」に戻すようにします!避難所暮らしはどうなる?災害復旧がすぐにできない場合は、避難も考えないといけません。しかし、わが家の凸凹きょうだいは、基本1人になりたい時間が長いので、ほかの人と一緒の環境で寝泊まりするのは難しそうです。特にタケルは緊張が高まるとしゃべり続けてしまう可能性も高いですし、一緒にいる方々に迷惑をかけてしまうかもしれません。基本的には自宅避難基本的には家でできるだけ粘ろうと思っているので、乾物や缶詰はいつも1週間分ほど買い置きしてあります。Upload By 寺島ヒロまた、避難のための移動や、避難所暮らしが難しい場合に簡易寝所として使うため、何がなんでも自家用車(軽ですけど)を維持しようと思っています。わが家の家計においては、本当に大きな負担ではあるのですが……日ごろの送迎にも使いますし、車があると夜間の時間を有効に使えるというのもありますから、なんとか頑張っています。普段からちょっと気をつけていること災害対策というわけではないですが、地域での繋がりをつくるために、ちょっとだけ心がけていることがあります。それは、地元の夜中のコンビニに行くこと。夜中に行くと店番しているのは大体経営者家族の誰か、つまり、元々地域に住んでいた人だったりするんですよね。特に深夜でもお酒を販売している店は、ずっとその地域で塩屋や酒屋を営んでいた一家の可能性が高いのです。特に仲良くなろうと意気込むことはないと思うのですが、ときどき買い物に行って丁寧に会話して「この辺に住んでいるのだな、子どもになにか障害があるみたいだ」と覚えておいてもらえるようにします(行き帰りの夜道には気をつけて!)。もちろん助けてもらうことばかり考えるわけにはいかないので、こちらも近くのお店の人や、人の顔は覚えるようにするし、地域のイベントの手伝いを頼まれたら引き受けたりもします。地味ですが、こういうことがいざというとき、お互いの助けになるんじゃないかなと思って、日ごろから心がけています。執筆/寺島ヒロ(監修:新美先生より)災害時のための備えについて教えて下さりありがとうございます。とても具体的な内容で、分かりやすく、わが家でどのような対策が必要かについて考えるきっかけにもなりました。災害時という「普段と違う状況」というのは、発達の偏りがある人にとって、通常よりもさらにストレスがかかりやすい状況で、実際にその時はそれなりに苦労することが予想されます。それでも、一人ひとりの特性にあった対策を立てておいて、いざというときにも乗り切っていくしかないですね。お子さんが成長して行動範囲が広がっているなら、GPSを使った位置共有アプリなどを設定しておくのはとてもいいですね。突発的な出来事がおきるとパニックになって連絡がすぐにとれないということもあるかもしれません。災害時は電話が繋がりにくくなることがあるかもしれないですが、位置共有アプリならデータ通信が生きていれば場所が特定できてお互いに安心ですね。避難所生活が、発達の偏りのあるタイプの人にとって可能かどうかは、その方の特性にもよりますが、他者との距離が近く人が多くざわざわしている避難所には入れない方もいると思います。自家用車や、テントなどを活用することを考えて準備しておくことは大事ですね。また、非常事態では、口頭でいろいろ説明するとかえって不安が増しやすく、書いて見せて伝えたほうが伝わりやすいという方もいます。筆談セットなどを用意しておくのもオススメです。寺島さんのご家族は、家族一人ひとりが災害時に備えて準備したり、役割を分担したりしているのはとても素晴らしいです。この記事を読んで、わが家ももう少しいざというときのための対策をしておかなければいけないと反省しました。ありがとうございました。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年09月04日8月16日、日本政府はハワイ州で発生した山火事に対して、総額200万ドル規模の支援を実施すると表明した。これに対して、国内で巻き起こっている自然災害への対応との違いを指摘する声が相次いでいる。今月8日、ハワイ・マウイ島で発生した死者100名を超える大規模な山火事。今もなお消火と捜索活動が続いているなか、日本政府はアメリカ側から要請を受けたとして、総額約2億9000万円を支援すると表明した。18日には、岸田文雄首相が日米首脳会談で直接お見舞いを伝えるとも報じられている。山火事の発生から約1週間で支援を決定、表明した岸田政権。そのスピード感を称賛する声があるいっぽう、国内では批判的な声も噴出しているようだ。「日本国内では現在、先日から猛威を振るっている台風7号の影響や被害情報が続々と報じられています。しかし直前の8月14日には、岸田首相が16日に山梨県内で歴代首相とのゴルフを予定していたとの報道が浮上。自民党内でも懸念の声が上がり、中止になったと伝えられました。そんな中で出された表明に対して、ハワイへの支援自体には理解を示しつつも、対応の差を感じる人も多かったようです。先月10日にも九州地方は記録的な大雨に見舞われましたが、岸田首相が被災地を訪れたのは2週間以上経過してから。さらにその間、中東三カ国への訪問や『終日、公邸で過ごす』といったスケジュールが明らかになっており、“国民の命はそっちのけ”などと厳しい声が寄せられていました」(全国紙記者)現在、特に大きな影響を受けている鳥取県内では、水道管が通る橋が崩落し断水状態が継続中。土砂崩れなどによって130人を超える人々が孤立状態になっており、行方不明者の捜索も続いている最中だ。にもかかわらず、被害地域への今後の対応などが不透明な岸田政権に対して、ネット上では疑問の声が噴出している。《外国への対応は早いけど、なんで国内の対応はこんなに遅いんだろうね》《ハワイ山火事大変なのはわかるけど、200万ドル支援??アメリカとか海外にはホイホイ金出すくせに、日本の災害支援だったり、物価高騰対策は遅いくせに!!️!!️》《海外支援が大切なのはわかるけど、国内に対する対応とあまりに違うのでイライラする》
2023年08月17日梅雨前線の活動が活発になったことで、広い範囲で災害級の大雨に見舞われた2023年6月。災害時の備えについて、今一度見直そうと考える人も多いでしょう。自然災害が発生した場合、食中毒にも注意が必要なことをご存じですか。「災害時も食中毒への備えを!」内閣府が呼びかけ内閣府の食品安全委員会によると、災害が発生しライフラインが寸断することで、食品の低温管理や、衛生的な水の確保が難しくなり、食中毒が発生しやすくなるとのこと。災害時の食中毒対策として、細菌を『つけない』『ふやさない』『やっつける』の3段階で紹介しています。1.細菌を『つけない』食中毒は、細菌やウイルスが付着した食べ物を口にすることで、下痢や腹痛などの症状を引き起こす病気です。ウイルスを付着させないために、調理や食事の前には、なるべく手を洗うようにしましょう。もし水が十分に確保できず、手を洗うことが難しい場合には、ウエットティッシュやおしぼりで汚れを落としたり、アルコール消毒を行ったりしてください。食品を直接手で触らないよう、ラップやビニール手袋などを準備しておくことも効果的だといいます。※写真はイメージ2.細菌を『ふやさない』停電などにより運転が止まった冷蔵庫の中の食品は、細菌が繁殖している可能性があるため、なるべく食べないでください。炊き出しの食事なども、長時間常温に置かれると細菌が繁殖する可能性があるため、早めに食べましょう。常温で保存可能な食品と水をストックローテーションしておくと安心です。3.細菌を『やっつける』細菌やウイルス、寄生虫は、加熱によって死滅するといわれています。生鮮食品、特に生の肉類などは、十分な加熱が必要です。また、くみ置きをして古くなった水や、未殺菌の井戸水を飲む場合には煮沸しましょう。災害時には、まず身の安全の確保が最優先になります。しかし、せっかく安全に避難することができても、食中毒に感染してしまえば、命に関わる事態になりかねません。災害時の食中毒対策についてもよく確認し、万一の場合に備えましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年06月08日SNSで公開されている、子供たちの宿題やテスト用紙に書かれた『珍解答』。ユーモアかつ独創的な解答の数々は、たびたび私たちを笑わせています。Instagramに投稿された、とある『珍解答』をご紹介します!自然災害にまつわる問題に対する『珍解答』2児の母親である、sumiyoogawaさん。ある日、小学生の娘さんが持ち帰ってきたテストの解答用紙を見て、しばらく笑いが止まらなかったといいます。解答用紙の一番下にある問題に、ご注目ください!「自然災害にそなえて、あなたができることを1つ書きましょう」という問題に対し、娘さんは「かくごする」と解答!正解ではありませんが、肝が据わっている娘さんの人柄がうかがえる解答に、クスッとさせられますね。娘さんの答えに対し、先生は「おもしろ解答としてはマルあげたい、でもテストだからごめんね!」とコメント。子供の考えをすぐに否定はせず、きちんと受け止めつつも、正しい方向へ導こうとする優しさが伝わってきます。こんな先生の指導のもと、勉強に励む娘さんは、きっと正しい知識を身に付けつつ、成長していくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年05月06日台風や地震など、自然災害が多い日本。万が一の事態に備え、防災グッズの準備をしておくことが大切です。三菱智葉(@tomoha97)さんもまた災害時の備えをしており、約2か月間はもつほどだといいます。三菱さんが実際の自宅の様子をTwitterで紹介したところ、防災グッズの中に明らかに違和感を覚えるものが紛れ込んでいたのでした…。マッマ「SNSで地震雲がこんなに!災害とかちゃんと備えてるの?」ぼく「まぁ二ヶ月分くらいは…」マッマ「そう……」 pic.twitter.com/PKfqoNlCK4 — 三菱智葉 (@tomoha97) April 11, 2023 もともと、戦闘糧食に関する同人誌を頒布していた、三菱さん。10年ほど前から防災グッズなども集めており、今ではこんなにも心強い備えになったといいます。しかし、その量以上に注目すべきは、棚の上から3段目に置かれた手…!もちろん本物ではなく模型ですが、あまりにもリアルなため、困惑してしまいます。写真を見た人からも「ゾンビパニックでも始まっているのか?」「怖い…」など、ツッコミの声が多数寄せられました。・『生肉』まで用意してあるんですね!・自分がゾンビになるところまで想定しているとは…すごい。・備蓄の猛者や…。三菱さんに災害時の備えを確認してきた母親も、これを見たら驚くはず。三菱さんレベルではなくとも、ちゃんと日頃から防災の意識を持ち、非常食などを準備しておきたいものです。[文・構成/grape編集部]
2023年04月14日阪神・淡路大震災の発生から28年を迎えた、2023年1月17日。警視庁警備部災害対策課は、Twitterで人命救助の訓練動画を投稿しました。動画によると、災害現場で倒壊した建物の下敷きになった人を救助する際に、『テコの原理』が役に立つといいます。先日、渋谷駅で山手線ホームを統合する工事が行われ、作業員がテコの原理と人海戦術によりレールを移動していました。災害現場でも「知恵と道具」でこのテコの原理を活用し、5センチ程度の隙間を作れば命を救えます。阪神・淡路大震災では、倒壊建物から共助の人海戦術で多くの命が救われました。 pic.twitter.com/TsvigWpni2 — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 17, 2023 角材やバールなどを使って、重い物を持ち上げる、『テコの原理』。災害現場で下敷きになった人を救助する際、5cm程度の隙間を作ることができれば、命を救えるといいます。また、開かなくなったドアや扉をこじあけたり、がれきを撤去したりするのにも有効でしょう。動画を見た人たちからは「小学校で習うけど、実践で応用できる人は少ない」「ありがたい情報」などの声が上がっています。阪神・淡路大震災では、地震直後に16万4千人以上もの人が、がれきの下敷きになりましたが、近隣住民や消防、警察、自衛隊などの協力によって、多くの人が救い出されたそうです。私たち一人ひとりが、防災や救助の知恵を持っておくことで、将来救われる命があるかもしれません。いざという時のため、覚えておきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月18日岩谷マテリアル株式会社の『アイラップ』をご存じでしょうか。『アイラップ』とは、販売開始から40年が経過した、冷凍や電子レンジ、熱湯でのボイルにも対応した、マチ付きポリ袋です同社のTwitterアカウントが投稿した、『アイラップ』の便利な使い方をご紹介します。『アイラップ』でご飯が炊ける!災害時に便利そう同社が紹介した『アイラップ』の活用法は、なんと、ポリ袋でご飯を炊く方法でした!\ #アイラップ炊飯 /お米と水の割合は『 1:1.2 』✨ #今回は無洗米を使用 #お米は20分ほど浸水しておきます お米の質や品種、季節や好みで左右されるので、普段からコツや好みを掴んでおくことが、本番時に慌てなくて済みますよ☝️ #イザという時は普通のお米も研がなくても食べられます ← pic.twitter.com/7NDDNOzoAI — アイラップ【公式】 (@i_wrap_official) September 4, 2020 まずは、無洗米を20分水に浸します。その後、お米と水を『1対1.2』の割合で『アイラップ』に入れましょう。空気はしっかりと抜いて上までねじり上げて、なるべく上の方で結びます☝️ #空気を抜くことがポイントです #アイラップ炊飯 pic.twitter.com/yZZ2ecHsbu — アイラップ【公式】 (@i_wrap_official) September 4, 2020 袋の中の空気を抜いて、『アイラップ』を上までねじりあげ、なるべく上のほうで結びます。ここでは、しっかりと空気を抜いておくことが重要なのだとか。耐熱皿を敷いた鍋でお湯を沸かし、そこに #アイラップ 入りのお米を入れます✨袋が鍋底や鍋肌に付かないように注意してください☝️ #用意したお鍋が小さかった・・・ #アイラップ炊飯 pic.twitter.com/Rc6Dzu4NTw — アイラップ【公式】 (@i_wrap_official) September 4, 2020 いよいよ、炊飯の工程です。鍋の底に耐熱皿を敷き、湯を沸かします。湯が沸いたら、先ほど用意したお米入り『アイラップ』を鍋に投入。袋が鍋底や鍋肌に付かないよう、注意が必要です。お湯がグツグツしない程度を維持しながら20~30分ほど加熱します。加熱し終わったら、鍋から取り出し、袋を開けずにそのまま10分ほど蒸らし、完成です! #アイラップ でお米が炊けました✨ #アイラップ炊飯 pic.twitter.com/ygzFQbAacc — アイラップ【公式】 (@i_wrap_official) September 4, 2020 電気が使えない時に、簡単にお米が炊けるので便利ですね。また、茶碗を使わないため、洗い物が減り、水を節約したい災害時に役立つ炊飯方法でしょう。キャンプなどのアウトドア時にも活用できそうです。この投稿には「便利だ」「練習しておこう」といった声が寄せられました。・これは覚えておいて損はない方法ですね。練習してみます。・素晴らしい!いざという時のために、メモしておこう。・これ、やってみたのですが、お米がもちもちした炊き上がりになるよ。災害時にかなり役立つと思う。同社によると、お米の質や品種、季節によって炊き上がりが異なるため、練習をしてコツをつかんでおくことも大切だといいます。『アイラップ』が自宅にある人は、もしもの時のために練習してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2023年01月15日ananフェムケア連載「Femcare File」。今回は「災害時のお助けアイテム」に注目。地震や水害などで、仕事中にもし被災してしまったら…。心と体のストレスを軽減させるために必要な備えをご紹介します。災害時のお助けアイテムオカモトヤFellne 災害用レディースキット 3days BOX、ミニマムキット災害用レディースキット「3days BOX」は、3日間のオフィス待機を想定した女性向け防災備蓄キット。災害発生時のさまざまなトラブルを想定し、生理用ナプキン、衛生用品、ショーツなどを集約。「ミニマムキット」は、屋外で被災したときのために、自分の場所を知らせるホイッスルや、停電、避難の際にも使えるライトなどを収納。移動時に持ち運びやすい、巾着袋入り。災害用レディースキット ミニマムキット(ホイッスル、ライト、リフレッシュシート、生理用品廃棄用バッグ、コンドーム、アロマスプレー、マスク、絆創膏)¥3,850同 3days BOX(生理用ナプキン、シンクロフィット、生理用夜ショーツ、デリケートゾーンリフレッシュシート、膣内洗浄用品、消臭付きポリ袋、非常用ズボン、カイロ、腹巻き、巾着、アロマスプレー、コンドーム)¥7,700(オカモトヤ)※写真は商品の一部です。災害用キットは第一歩、すべての人が働きやすい企業の増加が目標。専門商社としてオフィス商材や文具を扱う「オカモトヤ」。創業110周年を迎えた昨年夏、4代目社長に鈴木美樹子さんが就任したことを機に、今まで扱ってきた分野とは畑が違う、女性のQOL向上のための事業「Fellne(フェルネ)」を始動した。「構想は約8年前、私が初めての出産を経験したころからありました。出産を機にそれまで意識していなかった体の変化や、それに伴う働きづらさに直面し、女性がもっと働きやすい環境を作るために、オカモトヤとして何かできないかと考えるようになったんです」鈴木さんの社長就任後、Fellneの“はじめの一歩”として製作したのが、企業向けの「災害用レディースキット」だ。「社内企画中に並行して、『災害時に使える、女性社員向けの防災キットが欲しい』という発注を受け、他の企業も同じようなニーズがあるのでは?と思いつき、即プロジェクトチームを組みました。チームのメンバーはもちろん、社内の女性たちからも広く声を募り、被災時に女性が本当に必要なものを選定していったんです」備蓄用のキットには生理用品はもちろん、カイロやアロマスプレー、ズボンなど女性の不安をサポートする12種類のアイテムを集約。「被災時にスカートをはいていたらズボンにはき替えたい、お風呂に入れなくても最低限衛生面に気をつけたいなど、直面する問題はさまざま。中にはコンドームも入っているのですが、これは私の発案なんです。災害時に多くの女性が性被害にあったという話を知り、“使わずに済むこと”がもちろん大前提ですが、キットの中にこういったものがあることで“被災時は女性を一人にしてはいけない”“身近に想像もしない危険がある”ということが少しでも伝わるといいなと考えました」また社内備蓄用の「3days BOX」のほかに、外出時に使える「ミニマムキット」も販売。「通勤時や外回り中を想定し、生き埋めになったときのためのホイッスルや停電時のライトなどを中に。『そんなもの、いる?』と思うかもしれませんが、もしものために備えることが大切。“お守り”代わりに持つことで、少しでも安心して仕事をしてもらえたら」キットを導入した企業からも、うれしい反響が届いているそう。「実際に使用したという会社はまだないのですが、『今まで目を向けられていなかった課題に気付けた』『社員と生理などの不調について話すキッカケになった』などの声をいただきました。昨年11月には災害用レディースキットのほかに、フェムテック商品が福利厚生で購入できる企業向けのECサイトも新たにオープンしました。これらは、あくまで最初の一歩。働く女性の健康課題の解決は壮大で難しいと思いますが、働きやすい環境づくりに少しでもお役に立てたらと願っています」※『anan』2023年1月11日号より。取材、文・宮田彩加(by anan編集部)
2023年01月10日