プログラミング教室に通う小学生の70%以上は算数テストが90点以上に!
2020年より小学校でのプログラミング教育の全面実施が発表され、保護者の方は習い事としての「プログラミング教室」への関心が高まっているのではないでしょうか?
文部科学省によるとプログラミング教育の目的は、単にプログラミング言語を覚えたり技能を習得することではなく、例えばコンピュータに意図した処理を行うように指示することを通じ、問題解決能力や思考力、判断力、表現力を向上させることであるとされます。
コンピュータの働きを学ぶことで、よりよい社会づくりや豊かな人間性を育むと聞けば、プログラミングってそんなにすごいの?と気になっちゃいますよね。
実は、それ以外にもいい効果がみられるようなんです。
今回は、「プログラミング教室」についてのお話です。
■ プログラミング必修化への認知度
「夢見る株式会社」が全国に100教室展開するロボットプログラミング教室「ロボ団」は、”プログラミング教育と小学生の教科・非認知能力に関する意識調査”を実施しました。
まずはロボ団に通う小学生の保護者の「2020年度からのプログラミング教育必修化」への認知度を見てみましょう。
一般的な認知度と比較すると、その差は歴然。
子どもをプログラミング教室に通わせている保護者の90%以上が必修化について把握していました。
ocsa / PIXTA(ピクスタ)
また、必修化と知ってからプログラミング教室に通わせている保護者も多いことが推察されます。
一方で「2024年度以降の大学入学共通テストへのプログラミング等の情報科目導入の検討」については、ロボ団に子どもを通わせている保護者もそうでない保護者も認知度は低く20%台。
この認知度が低いことは、社会としては子どもたちにプログラミング能力を求めている一方で、保護者はそのスピード感に追い付いていないことを強く印象付けるものとなりました。
よっしー / PIXTA(ピクスタ)
■ プログラミング教室に通うとテストの成績UP!?
では、実際にプログラミング教室に通わせることでどのようなメリットが得られるのでしょうか?
「ロボ団」に通う小学生の算数テストの点数を見てみると……、
教室に通うお子さんは算数のテストが90点以上である割合がなんとを70.8%。
HiroS_photo / PIXTA(ピクスタ)
これは、一般小学生の38.7%に比べ約32%ポイントも上回っているんです。