リビング学習はいつまで効果がある?メリット・デメリット
子ども自身が、自室では寝てしまうことと、成績不振について不安になったことがその理由です。
帰宅が遅い主人の食事と重なり、テレビをつけてしまうので、家族で学習環境を話し合うことにしました。
■ リビング学習についての子どもの意見
Ushico / PIXTA(ピクスタ)
子どもからの意見としては、
1.塾から帰ってからは、疲れているのでリビングで勉強したい
2.リビングで勉強すると気持ちが落ち着くけれど、テレビはつけない
3.片付けをしない自分が悪いけれど、自分にやりやすい方法がわからない
という3点でした。
個別指導コースの塾と全く同じ環境にはできないけれど、家でできる環境作りと片付けについては、相談の上で決めました。
ORA / PIXTA(ピクスタ)
筆者の子どものリビング学習は、
1.リビングのテーブルが一番落ち着くので、使わせる
2.卓上スタンドを必ず用意する
3.外部の様子を見えなくするために、辞書で囲いを作る
4.生活音はある程度拾うけれど、集中のためにイヤホンを使う
といった点について子ども自身が工夫して、中学受験のための勉強を続けて合格しました。
■ 中学受験勉強時の、机の様子は?
以下は中学受験勉強時の、机の様子です。
キッチンからは、このように子どもの勉強の様子が見え、辞書でテレビは見えません。
今も防音と集中力対策で使っているのが、このイヤホンです。
塾の教材類やその日勉強に使うものは、前日にリュックに入れ、大切な書類などは100均のクリアボックスを使い、渡し忘れを防ぎました。
リュックにしたのは、自室とダイニングに持ち運びしやすくするためです。
テレビについては、寝室にもテレビがあったので、そちらで見るよう主人にも協力してもらいました。
■ 中学受験終了後の学習は?
環境を整えてから、不安定だった成績は落ち着きました。
中学受験を乗り越えても、リビング学習は続きましたが、中1後半からは自室での学習に切り替わりました。
ICT教育導入校で、学校で購入したiPad proに送られる宿題をこなすこと、特に英語の音声聞き取りのために静かな環境が必要だったからです。
塾通いも検討しましたが、帰宅時間や部活を考えて、通信教育で勉強中です。
最近の通信教育では、iPadは必須アイテムです。