子どもが小学校に入学するまでに、どんな準備が必要なのでしょうか。
入学まで半年を切った子どもがいる日刊Sumaiライターの平野直子さんは、事前にやっておくといいことを周りのママたちに聞いてみたところ、「曜日感覚は身につけておいたほうがいいかも」という言葉にハッとしたといいます。時計の読み方は教え済みでしたが、曜日は教えたことがなかったため、さっそく取り組んだそうです。
平野さんは子どもにどうやって曜日感覚と時計の読み方を教えたのでしょうか。
■ 子どもは案外、曜日を分かっていない!?
娘に曜日について聞いてみると、案の定あやふやでした。大人にとっては当たり前のことすぎて、あえて意識して教えたことがなかったんですね。
幼稚園では曜日を意識することなく過ごせますが、小学校となるとそうはいきません。学校生活にはまず時間割があり、曜日ごとに勉強の時間が決まっているんですから。
娘は「月、火、水、木、金、土、日」という言葉自体は分かるものの、カレンダーの見方を分かっておらず、曜日の感覚がありませんでした。
また曜日感覚だけでなく、「今日、明日、あさって、昨日、おととい」「今週、先週、来週」くらいまでは聞き慣らしておかないと、先生の指示が理解できないかもしれません。
「プリントをあさって持ってきてください」なんて言われても、今の我が子にはちんぷんかんぷんです。気がついてよかった!
■ 手作りカレンダーで行事もマスターしよう!
もうすぐ年末ということでカレンダーを手作りし、曜日がこんな風に並んでカレンダーが成り立っているのを理解してもらうことにしました。色画用紙、色紙など、材料はすべて100均で購入。
上部には、その月の季節や行事にちなんだ折り紙を貼り付けることにしました。季節の勉強にもなって一石二鳥。折り紙だったら、親子で楽しめますよね。
下部にはウェブ上で無料のダウンロードカレンダーをプリントして貼りました。
とりあえず1月を作りましたよ。「1月ってどんな月かな?」と子どもとお話ししながら考えました。お正月、鏡餅、七草がゆ、凧揚げ、門松などアイデアがいろいろ出ました。
鏡餅とめでたい赤のだるまさんを折り紙でつくって飾り付けしました。■ 時計も読めるようにしておこう
時間感覚も身につけておいたほうがいいですよね。我が家ではおもちゃの時計を2歳から与えていたので、「何時何分」