子育て情報『全国の若者からアプリ・IoTデバイスのアイデアを募る「米百俵デジタルコンテスト2021」受賞作品を決定』

2022年3月2日 11:30

全国の若者からアプリ・IoTデバイスのアイデアを募る「米百俵デジタルコンテスト2021」受賞作品を決定

/于瑶(同)

※賞について
グランプリ :小学生が自分で使ってみたいと思う
長岡市内の3小学校で「デザイン思考」特別授業を実施。小学生が受賞候補作の評価と投票を行い、グランプリを決定。(長岡市立阪之上小学校4年生、長岡市立上組小学校5年生、新潟大学附属長岡小学校4~6年生 計298人)
表現賞 :表現力が優れている
技術賞 :技術的に優れている
持続可能性賞 :長く愛されるサービスになりうる
長岡造形大学賞:高校生以下の応募者の作品で内容が優れている
長岡市長賞 :地域の課題を解決しうる

■グランプリ作品紹介

全国の若者からアプリ・IoTデバイスのアイデアを募る「米百俵デジタルコンテスト2021」受賞作品を決定

グランプリ作品「Ohanashi」

作品名:Ohanashi
作者 :栗川 詩加(崇城大学)/岩永 菖(同)/木村 真琴(同)

「Ohanashi(おはなし)」は、誰かに話を聞いてもらいたいという思いを叶えてくれるトークロボットです。話しかけた内容によって、花の色や表情が変わります。「Ohanashi」との会話に“花を咲かせる”ことで、コミュニケーション力も育てます。

<審査講評>
過去10年間、人間の負の感情は怒り・心配・悲しみと全て増加しているといわれる。これは日本だけでなくグローバルに起きていることだ。「Ohanashi」は、そのような負の感情を一度吐き出し、ニュートラルにとらえるきっかけを与えるプロダクトだと感じる。
AIを活用したサービスは多く、BERTやGPT-3に代表されるような話の内容を理解して文を作成する自然言語処理に関する研究も盛んだ。また、話し方から感情を読み取ることも同様に行われている。しかし、「Ohanashi」を評価した小学生の意見を読むと、感情を分析してアクションを起こして欲しいのではなく、ただ話を聞いてうんうんと相槌をうってくれる、やさしい話し相手を求めているようだ。
子どもたちの「話をきいてもらいたい」という強いニーズをとらえ、かわいらしいプロダクトに昇華させたアイデアが光った作品だ。

<受賞者コメント>
制作にあたり、米100DCのWEBで公開されていた小学生アンケート「ひみつ道具のアイデア」を参考に、多くの子が抱える課題を解決するものをつくりたいと取り組みました。子どもにとって親しみやすいビジュアル、わかりやすい表現を心がけたので、小学生投票で評価されたことがとても嬉しいです!制作中は、チームとして3人の得意分野をどう生かして完成させるか、チーム活動の勉強にもなりました。

新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.