子育て情報『育児・介護休業法改正で後押しなるか?「男性育休」取りやすい環境づくり ~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~』

2022年6月20日 16:30

育児・介護休業法改正で後押しなるか?「男性育休」取りやすい環境づくり ~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~

育休を取ることで、子どもとの時間も多く持つことができ、子どもとの距離が縮まったとのこと。加えて、それまで家事育児を任せっきりだった妻の大変さを痛感し、育休が終わり通常の業務に戻っても、自宅にいる時間は家事を積極的にするようになりました。

「『この家事は妻の担当』といった役割分担意識の垣根が減り、前より助け合うようになりました。また、育児や家事などにしっかりと携わることで、それが住宅の設計に活かせるようになりますし、同世代のお客様に自身の経験をもとに話せるようになりました。」

育児・介護休業法改正で後押しなるか?「男性育休」取りやすい環境づくり ~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~

長男の宿題を見るのも大切な育児 子どもの成長を感じます

■業務の見直し・女性活躍・介護との両立など 男性育休は課題見直しのきっかけに
積水ハウスグループの男性育休制度は、最初の1ヵ月は有給休暇で、また4回まで分割ができるようになっており、2022年5月末時点で1,319人の男性従業員が1ヵ月以上の育休を取得し、2019年の制度開始以来、取得率は100%が続いています。

このように、男性の育休取得を積極的に推進しているのは、社長の仲井 嘉浩が2018年にスウェーデンを訪れたことがきっかけ。視察の際、公園でベビーカーを押している男性をたくさん見かけ、話を聞いてみると、スウェーデンでは男性が3ヵ月の育休を取得するのが当たり前だということを聞いて衝撃を受けたと言います。「自社にも男性が育休を取れる仕組みを作りたい」と考え、帰国後2ヵ月ほどで、制度を設計し社内外に発表しました。


育児・介護休業法改正で後押しなるか?「男性育休」取りやすい環境づくり ~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~

スウェーデンでは男性の育児休業が浸透しており、街中で男性がベビーカーを押す風景が一般的に見られる

またこの取り組みで得たメリットや課題などの気づきを世の中に還元して、男性の育休取得を日本全体に広げたいとの思いから、9月19日を「育休を考える日」と記念日として制定し、毎年9月には「男性育休白書」の発表や、WEBフォーラムなどを通じて、男性育休についての議論を広く公開しています。
育児・介護休業法改正で後押しなるか?「男性育休」取りやすい環境づくり ~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~

2018年9月、男性の育児休業の意義を取得対象者とその上司に向けて社内に伝える社長の仲井

また、「とるだけ育休」にならないよう、育休中の質を向上させることが必要不可欠だと考え、積水ハウスグループでは、会社に提出する「取得計画書」のほかに、妻とのコミュニケーションツールとして「家族ミーティングシート」を作成し、家族内のコミュニケーションを促しています。

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